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【PANCRASE】ISAOが中島太一下し、3度目防衛に成功! フライ級暫定王者決定T決勝は小川徹vs.猿飛流に。ストロー級次期挑戦者は宮澤、アキラが松本光史をTKO、Ryoが残り1秒逆転一本勝ち!

2021/05/30 13:05

▼第10試合 ストロー級次期挑戦者決定戦 5分3R
×八田 亮(ストライプル オハナ・52.4kg)1位/元ZST王者・14勝7敗
[判定0-3] ※27-30×3
○宮澤雄大(K-PLACE・52.6kg)3位・5勝3敗

 ストロー級1位の八田亮(ストライプル オハナ)と、3位の宮澤雄大(K-PLACE)が対戦。勝者が同級王者・北方大地(パンクラス大阪稲垣組)への挑戦権を得る。

 八田は、勝利の9割以上をサブミッションで終わらせている極め師。2020年は2月に永井美自戒を、12月に尾崎龍紀を、ともにギロチンチョークで極めている。8月にはグラップリング最前線にいるIGLOOの米倉大貴にもグラップリングルールで挑むなど、組み技への探求は深まっている。MMAグラップリングを深化させ、コンテンダーの座を掴むか。

 対する宮澤は、肉体改造によりストロー級とは思えない体型を誇るヘラクレス。2018年12月の前山哲兵戦の判定勝ち以降、リトル、佑勢乃花にも勝利し、3連勝。2020年2月に高島俊哉にリアネイキドチョークで一本負けも、10月に井島裕彰を右ストレートからのパウンドでTKOに下し、再起を果たしている。

 剛の宮澤、柔の八田、第2代王者・北方大地の初防衛戦の相手は、どちらになるか。

 1R、組みを切られシッティングガードの八田。オーソから右を振る宮澤は右ローも。八田はカウンターのダブルレッグテイクダウンから得意のディープハーフで上に、バックテイクを狙うが切る宮澤。

 2R、宮澤は左ハイを当て、八田の引き込み際に左フックもヒット。立つ八田は詰めるが組めない。3R、自ら右を振り組んでディープハーフガードからスイープを狙う八田はコムロックも狙うが、腕を抜く宮澤は、八田の組みをことごとく切り、左右を当て判定3-0で勝利。

 次期挑戦権を得た宮澤は、「勝ったぞ。KOと言っていて判定決着はすみません(苦笑)。チャンピオンの北方選手、RIZIN決まった(6.27 大阪で中村優作と対戦)みたいですけど、RIZIN出てる場合じゃないぞ! 俺はキングオブパンクラシストになりたくてここにいます。PANCRASEが一番だと思ってるんで」とマイクで語った。

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