【ネオブラッドトーナメント・フェザー級1DAY 4人トーナメント】
【Bブロック】
▼第2試合 ネオブラッドトーナメント・フェザー級1DAY 4人トーナメント1回戦 5分3R
×星野 豊(和術慧舟會HEARTS)64.55kg/4勝6敗
[判定0-3] ※28-29×3
○牧野滉風(G-face)65.2kg/1勝
和術慧舟會HEARTSの星野豊は、2017年修斗フェザー級新人王。中学生時代はひきこもり「2年生の終わりから学校へ行けなくなった」というが、15歳から20歳まで地元・燕市の空手教室で学び、SAI-GYMに入門。定時制は続かなかったが、20歳から通信制で学び直して2017年春に卒業している。
上尾ケージファイト等を経て、2017年に修斗フェザー級新人王を獲得した。2018年春に上京し和術慧舟會HERTSに移籍。高橋孝徳、久保村嘉輝に敗れ、DEEPに戦場を移し、2019年8月に高塩竜司にスプリット判定で勝利。しかし、同年12月に神田コウヤの左ストレートを浴びTKO負け。2020年10月の前戦でも平田直樹に2R 腕十字で一本負けを喫しており強豪相手に2連敗中。しかし、サウスポー構えからの左の蹴りは平田を苦しめており、PANCRASEデビューで開眼するか。
プロデビュー戦となる福岡の牧野は、新極真空手歴13年、アマチュアキック18勝1敗1分、アマチュアMMA10勝5敗「THE OUTSIDER」2勝1敗で60-65トーナメントで優勝を果たしている。
2019年の「格闘代理戦争」では皇治軍団で怪我をした選手に代わり“北九州の暴れ馬”としてピンチヒッターで所属し、格闘センスを見せるもスパーリングでスタミナに難ありを露呈。その後、試合に出場することなく皇治軍団から離れている。現在は、北九州のG-faceに所属しており、2012年ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝の原田惟紘代表のもと、MMAファイターとしてどんな成長を遂げているか。5分3Rを戦い続けるスタミナをつけられたかにも注目だ。
試合は、サウスポー構えから左ミドルを当てる星野。ダブルレッグから牧野に尻餅をつかせ、バックテイクへ。牧野もオーソから右ミドル、右ストレートを返して星野の顔を腫らせる。3R、右を当てる牧野にバックを奪った星野がリアネイキドチョーク狙いもブザー。判定3-0(29-28×3)で牧野が勝利。Aブロック勝者・三宅との決勝進出を決めた。
【Aブロック】
▼第1試合 ネオブラッドトーナメント・フェザー級1DAY 4人トーナメント1回戦 5分3R
○三宅輝砂(ZOOMER)65.55kg/4勝1敗
[1R 終了時 TKO] ※顎骨折でドクターストップ
×為房虎太郎(総合格闘技道場コブラ会)65.5kg/1敗
祖根寿麻率いるZOOMERの三宅輝砂は、MMA戦績2勝1敗。GLADIATORで赤﨑友治にヒザ十字で一本勝ちも、北崎拓実にマウントからボディトライアングルに巻かれて判定負け。2020年12月の前戦でPANCRASEに参戦し、矢澤諒にリーチを活かした打撃を当て判定勝利。デカゴン初陣を白星で飾っている。
大阪・同志社香里高から同志社大に進んだ為房は、小・中学校で柔道&ラグビー、並行して中学生でコブラ会に入門。中3からレスリングを開始している。2018年全日本大学グレコローマン選手権では、72kg級5位の実績を残すエリートレスラーだ。
コブラ会には「3回目の入門」という為房は、兵庫のCARPE DIEMで岩﨑正寛の指導も受けており、2021年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントではライト級に出場。シングルレッグ、ダブルレッグ、ボディロック等でテイクダウン。対戦相手をドミネートし、1日3試合を勝ち抜き優勝している。今回がプロデビュー戦でまたもワンデートーナメント。3R戦を2試合戦い抜くことが出来るか。
試合は三宅がテイクダウン、カーフスライサーも狙いドミネート。1R終了時、為房は試合続行できず、ゴングが鳴らされた。