【ネオブラッドトーナメント(バンタム級)1回戦4試合(8人)】
※準決勝から1DAY 4人トーナメント
【Bブロック】
▼第6試合 ネオブラッドトーナメント・バンタム級1回戦 5分3R
×上野惇平(ハイブリッドレスリング八戸)61.25kg
[2R 1分27秒 リアネイキドチョーク]
○小川隼也(CAVE)61.15kg
上野惇平(ハイブリッドレスリング八戸)は、MMA2勝3敗。櫻井裕康に判定負けでPANCRASEデビュー後、第25回ネオブラッドトーナメントで大谷啓元、山本敦章に勝利。決勝で平岡将英に判定負けで優勝ならず。2020年2月の前戦もネオブラ出場。MG眞介に1R KO負けで1回戦敗退となっている。
小川隼也(CAVE)は、DEEPで林駿平に三角絞めで勝利し、橋本優大にギロチンで一本負け後、PANCRASEに参戦。平田純一に判定勝ち後、2018年7月の大橋悠一戦で1R TKO負けしている。今回は2年10カ月ぶりの復帰戦となる。
1R、ダブルレッグに入る小川は金網際でテイクダウントライ。終盤ギロチンチョークを合わせる上野。2R、右ストレートを当てり上野はバックに回るが、前方に落とした小川は強引にブルドッグチョークからポジション奪いリアネイキドチョークを極めた。
【Aブロック】
▼第5試合 ネオブラッドトーナメント・バンタム級1回戦 5分3R
×矢澤 諒(パンクラスイズム横浜)61.1kg
[判定1-2] ※28-29×2, 29-28
○田嶋 椋(OOTA DOJO)60.85kg
1999年8月14日、埼玉県出身、174cm
2020年アマチュアパンクラス全日本Aクラストーナメント優勝、※プロデビュー戦
矢澤諒(パンクラスイズム横浜)はMMA1勝1敗。2020年7月のiSMOS 01で大井洋一に1R、右ストレートでKO勝ち。しかし、PANCRASEで三宅輝砂(ZOOMER)に判定負けを喫している。
田嶋椋(OOTA DOJO)はプロデビュー戦。2020年アマチュアパンクラス全日本Aクラスライト級トーナメントで優勝。「格闘DREAMERS」では齋藤奨司に腕十字で一本勝ちしている。
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブの田嶋は矢澤の鼻頭を出血させる。ジャブ&右ローをこつこつ返す矢澤は右フックも。田嶋はワンツーで矢澤のアゴを上げさせる。2者矢澤、1者田嶋。
2R、右ローを当て、田嶋のタックルを切る矢澤。田嶋も足を掴みかけるが、矢澤は足を抜いて右を打つと、圧力をかけ直し右カーフキックを狙う。左足を流してダメージを減らす田嶋。
3R、ついにダブルレッグテイクダウンを奪った田嶋。金網際での矢澤の立ち際にパウンドを連打。矢澤に出血のドクターチェック。再開。詰める田嶋が再びダブルレッグテイクダウン。立ち際にバックを狙いつつパウンドをまとめる。
判定は2-1(29-28×2, 28-29)で田嶋が勝利。準決勝進出を決めた。
▼第4試合 ネオブラッドトーナメント・バンタム級1回戦 5分3R
○風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)60.7kg
[2R 2分36秒 TKO] ※パウンド
×高杉遼介(新潟イエローマンズ)61.35kg
風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)はMMA3勝1敗。PANCRASEで櫻井裕康に判定負けも、上田厚志をパウンドアウト、山本敦章に腕十字で一本勝ち。2021年2月の「Road to ONE:4th Young Guns」では前田浩平(GRABAKA)にツイスターからのパウンドで1R TKO勝ちで3連勝をマークしている。
高杉遼介(新潟イエローマンズ)は、MMA2勝5敗。2018年からPANCRASEに参戦しているが、工藤修久、平岡将英、宮島夢都希相手に3連敗。しかし、12月に聖王DATEにテイクダウンを決めてスプリット判定で勝利、デカゴンで初白星を挙げた。
1R、レスラー相手にシングルレッグで粘り強くテイクダウン奪う風間。パスガードから腕を狙うが高杉も凌ぐ。2R、右ボディストレートを当て、高杉のシングルレッグを凌ぎ、逆に小外がけテイクダウンは風間。マウントを奪うとパウンド、2R2分36秒でTKO勝ち。風間は準決勝進出。