▼第11試合 フライ級 暫定王者決定4人トーナメントBブロック 5分3R
×上田将竜(G-face TEAM緒方道場・56.75kg)3位・12勝6敗
[判定1-2] ※28-29×2, 29-28
○猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS・56.7kg)7位・10勝3敗
フライ級 暫定王者決定4人トーナメント1回戦。
フライ級暫定王者・翔兵が怪我を理由にベルト返上を申し出たことにより、小川徹(TRIBE TOKYO M.M.A)vs. 秋葉太樹(フリー)、上田将竜(G-face TEAM緒方道場)vs.猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)の4選手が暫定王座を争う。決勝戦は8月大会の予定。
2019年7月の暫定王座戦で翔兵に敗れ悔し涙を流した上田。その後、2019年12月に神酒龍一にスプリット判定と惜しい星を落としたが、2020年12月の杉山廣平戦で今度は接戦を制しスプリット判定勝ち。
対する猿飛流は、2018年12月の渡辺竜也戦以降、5連勝中。2019年のネオブラッドトーナメントで岡野竜己、三澤陽平、赤崎清志朗に勝利し優勝を果たすと、2020年2月に荻窪祐輔も判定で下している。怪我から15カ月ぶり復帰戦で、暫定王者決定4人トーナメントに挑む。
1R、上田の右ミドルをキャッチしてテイクダウンは猿飛流。上田は下から煽り、左で差し上げ立つと内股! 立ち上がる猿飛流。3者、猿飛流を支持。
2R、上田は右カーフキックを当てると、バランスを崩した猿飛流は右で差して立ち上がり、そこにボディロック&小外でテイクダウンは上田! 立つ猿飛流は右で差して投げを狙う。2者が上田を支持、1者・猿飛流。
3R、上田の右ローにシングレレッグは猿飛流。右で差して押し込むが、金網背に崩れない上田が逆にスイッチからシングルレッグへ。ここは猿飛流も投げられず、右で差し返して金網に押し込む。ハイクラッチでテイクダウンを狙う猿飛流に上田はキムラクラッチし回そうとするが、潰した猿飛流が上からパウンド。
判定は割れ、29-28×2, 28-29の2-1で猿飛流が勝利。猿飛流は「こんなコロナのなかで試合が出来ることを幸せに感じています。上田さんも試合を受けてくれて感謝しています。いま暫定王者が先輩の仙三さんで、2人で取ろうと言っていたので次もよろしくお願いします」と挨拶した。