▼第5試合 RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020リザーブマッチ 3分3R延長1R
〇Ayaka(健心塾/NJKFミネルヴァ日本ピン級王者)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-28
×宮﨑小雪(TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子-47kg級優勝)
※Ayakaがリザーバーに決定。
Ayakaは2018年4月にプロデビューし、2019年11月にはぱんちゃん璃奈を苦しめた祥子を破り、ミネルヴァ王座を獲得。今年2月のRISE初参戦で伊藤紗弥にテクニックで翻弄されたものの、3Rに右ストレートでダウンさせての逆転KO勝利。伊藤に生涯初のダウン&KO負けを味わわせて一気に知名度を上げた。しかし、「GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の1回戦では紅絹に判定負けして連勝が「7」でストップ。戦績は8勝(2KO)3敗。
宮崎は“宮崎姉妹”の妹で、小学3年生から空手を学び、2019年8月のKAMINARIMON全日本女子トーナメントで優勝。アマチュア戦績10戦10勝(3KO)無敗の戦績を引っ提げ、16歳で2019年11月の『RISE GIRLS POWER』にてプロデビュー。そのデビュー戦は松谷綺とドローだったが、9月の『KNOCK OUT』ではKARENにプロ初勝利。続いて10月11日に『RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』で行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」のリザーブマッチに、MISAKIの欠場を受けて試合5日前のスクランブル発進にも関わらず、小林愛理奈を破って連勝を飾ったサウスポー。戦績は2勝1分。
1R、ステップを使って右へ回り込む宮崎だが、時折止まってAyakaの右を誘うと左にヘッドスリップしての左ストレートを放つ。動きながら左ストレートを当てて来る宮崎に、Ayakaは右ロー、前蹴りで動きを止めにいく。Ayakaの前進してのプレッシャーをステップで見事にかわしていく宮崎。
2R、宮崎が蹴りの連続攻撃を繰り出すとAyakaはしっかりとこれをかわす。宮崎は左ストレートをボディと顔面へ連続して打ち分け、Ayakaも右フックを返す。Ayakaは距離を詰めて連打からバックハンドブロー、宮崎は一歩下がってワンツー。Ayakaが打ち合いに来ても回り込んで攻撃する。
3R、一気に距離を詰めて打ち合いに行くAyaka。宮崎もこれに応じて打ち合うが、すぐにステップを使って回り込み、Ayakaが前に出てくると一歩下がって左ストレート。宮崎のワンツーにAyakaが右の強打。これで宮崎の動きが止まり、Ayakaが距離を詰めてのパンチを連打してヒザも突き刺す。しかし、宮崎は前蹴りを使ってAyakaを転倒させる。さらにパンチに対して左右ミドル。どんどん前へ出て攻めるAyakaに宮崎は蹴り、そして打ち合いでも対抗。
ジャッジ1名はドローだったが、2名はAyakaのアグレッシブを評価したかAyakaが判定2-0でミネルヴァ王者の意地を見せた。