フライ級、村元が関原との大熱戦でトップ奪いスプリット判定勝ち
▼DEEPフライ級 5分3R
〇村元友太郎(ALIVE)57.0kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×関原 翔(K-PLACE)57.15kg
村元「この大一番。しっかり勝ってタイトルマッチに繋げられるように、『DEEP男祭り』最高に盛り上げたいと思います。応援よろしくお願いします」
関原「村元選手すごいスピードがあって強い選手なんで、しっかり僕が勝って王者に向けて頑張りたいです。応援よろしくお願いします」
村元は、2023年5月のDEEPでビョン・ジェウンに判定勝利後、同年10月の『RIZIN LANDMARK 6』で元UFCのホジェリオ・ボントリンに判定負け。しかし、2024年5月の前戦DEEPでは6連勝中のプロスペクトKENTAにスプリット判定勝ち。柔道ベースでパワフルなKENTAとのテイクダウン&スクランブル合戦を上回ったが、続く11月のRIZINで北米BTCフライ級王者のトニー・ララミーに判定負け。再起を図る。30歳。
関原は、2022年5月の伊藤裕樹戦で硬膜下血腫の大怪我から、グラップリング戦を経て、2024年5月のマサト・ナカムラ戦で2年ぶりに復帰し判定勝ち。9月に杉山廣平にもスプリット判定勝ちすると、12月にONE帰りの本田良介と対戦。本田のダウン後の反則のヒザ蹴りでDQ勝利となっている。33歳。村元のスクランブルを組技を磨いた関原は止められるか。
1R、サウスポー構えの関原に、オーソの村元。村元の右の低い蹴りに組んだ関原。ブルドッグチョークのような形で絞めるが首を抜いて押し込む村元、いったん離れてダブルレッグテイクダウン。関原はニンジャチョーク狙いで立ち上がり。仰向けになって外した村元がバック狙いも関原も足を戻して右の蹴り上げ!
被弾した村元だが足を手繰りに。関原はケージ背に立ち上がり。村元の右に左を返すと、村元が関原のローにダブルレッグテイクダウンでゴング。
2R、左で飛び込む関原。中央に回る村元は右を突いてダブルレッグ、その際で脇を潜りバッククリンチに。正対し離れる関原。右アッパーから左を狙う。サウスポー構えになる関原は右前手フック。インロー。圧力かける村元が関原の入りに右を当てるとダブルレッグから右。しかし、すぐに押し戻す関原が右カーフ! 2発当てる関原は左ジャブも。
右でも飛び込む関原に村元はダブルレッグテイクダウン。尻を着いてケージに座る関原がギロチンを狙いゴング。
3R、頭を下げて踏み込み右から左フックを当ててダウンを奪う関原! すぐに立つ村元がダブルレッグで尻を着かせるがすぐに立つ関原。そこに右足をかける村元。正対し離れる関原を追う村元は右で差すと、関原は右小外でテイクダウンも捨て身気味になり下に。すぐに立つ関原を右で差して押し込みシングルレッグテイクダウンは村元。
下からヒジを頭に付く関原に、村元はハーフからパウンド。左脇差しパス狙い。関原の蹴り上げをさばきながら鉄槌! 村元も足を越えさせず。ゴング。
判定は割れて29-28×2, 28-29で村元が接戦を制した。










