▼ライトヘビー級 5分3R
〇ドミニク・レイエス(米国)16勝5敗(UFC9勝5敗)205lbs/92.99kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ジョニー・ウォルケル(ブラジル)22勝9敗1NC(UFC8勝6敗1NC)205lbs/92.99kg
ライトヘビー級。ランキングはレイエス10位、ウォルケル2位。
レイエスは36歳。UFC9勝5敗(6KO・1一本勝ち)。キャリアでは15勝5敗(12一本勝ち)。大学時代はカレッジフットボールで活躍していたフィジカルアスリート。NFLからは指名されず、実家で働いたところで気分転換にMMAを始めた。無敗でUFCと契約し6連勝で当時の王者JJのタイトルに挑戦。JJを最も追い込む内容だったが判定負け。JJがヘビー級転向で王座を返上すると、次期王者の最有力候補となったが、JJのタイトルに挑戦した他の多くの選手がそうだったように、レイエスもそこから勝てなくなり4連敗。ランキング15位まで落ちたところでダスティン・ジャコビーに1RKO勝ちして復活。
その試合から3連勝し、前戦はメインで王座決定戦に出場するアルバーグとの対戦に。勝てば再びタイトルコンテンダーとなるチャンスだったが、1RでKO負けした。一時は復調したかに思えたが、直近の4敗はすべてKO負けで、ダメージの蓄積が明らか。打撃勝負になると、倒す力がある一方で、倒される危険も大きい。
ブラジルのウォルケルは34歳。UFC8勝6敗1NC(6KO・1一本勝ち)。キャリアでは22勝9敗1NC(17KO・3一本勝ち)。ムエタイがバックボーンのストライカーで、UFCデビューから3連続1RKO・POTN受賞と勢いに乗ったものの、4戦目のコーリー・アンダーソンには1RKO負け。この負けで勢いがなくなり、5戦で1勝4敗とUFC戦績がイーブンに。そこからまた3連勝したが、その後の3戦は0勝2敗1NCでまた勝ちなし。
すっかりと中堅以下に落ち着いたウォルケルは、昨年8月の上海大会で、地元のジャン・ミンヤンの噛ませ犬として指名される。UFC無敗のミンヤンに対し、1Rはタックルを切られる展開で劣勢だったが、2Rにカーフを効かせてダウンを奪い、バックからのパウンド連打で逆転KO勝ちした。
オッズはレイエス1.77倍、ウォルケル2.10倍。お互い一時のどん底からは抜け出しつつあるものの、全盛期の勢いには遠く及ばない状況で、オッズも僅差に。

1R、サウスポーのレイエスにウォルケルはオーソドックス。ウォルケルのカーフキックに左ストレートを合わせたレイエス。喧嘩四つで外側に回りながらカーフを蹴るウォルケル。レイエスはまたウォルケルのカーフキックに左を合わせていく。レイエスが左ハイをヒット。ウォルケルも右ハイを返す。両者ともに見合う展開が続いて会場からブーイングが飛ぶ。残り1分。レイエスが左オーバーハンドから三日月蹴り。ウォルケルが残りわずかで間合いを詰めてパンチから右ミドルをヒットさせた。1R終了。
2R、両者ともに、やや間合いを詰めてきた。ジャブで距離を測りインローを蹴るウォルケルに、レイエスは三日月蹴り。レイエスの左ストレートが顔面を捕らえて一瞬ぐらついたウォルケル。レイエスが詰めて左ハイ。バックスピンキック。ウォルケルがカーフキックを連打する。レイエスが飛び込んでワンツー。ウォルケルが右ハイからタックルへ。ケージでこらえるレイエス。離れ際に左ハイを放った。2R終了。見合いが多い展開に、会場はブーイング。
3R、レイエスもカーフキックを入れる。お互い離れた間合いでの蹴り合いが続き、焦れた会場から大ブーイングが飛ぶ。インロー、カーフキックを蹴るウォルケルに、レイエスは前蹴り。レイエスがインロー、前蹴り。蹴り合いのまま残り1分。パンチを出すウォルケルだが、距離がありヒットしない。残りわずかで蹴りを出したウォルケルがスリップ。すぐに立ち上がりタイムアップ。
Got the job done 💪@DomReyes earns the split-decision victory at #UFC327.
— UFC (@ufc) April 12, 2026
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29-28レイエス、29-28ウォルケル、29-28レイエス。2-1のスプリットでレイエス勝利。しかしスコアカードが読み上げられる前から、会場からはブーイングが送られていた。



