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2026/04/12 05:04

▼ウェルター級 5分3R
〇チャールズ・ラドキ(米国)12勝5敗(UFC5勝2敗)170lbs/77.11kg
[判定3-0] ※30-26×3
×フランシスコ・プラド(アルゼンチン)12勝5敗(UFC1勝5敗)170lbs/77.11kg

 ウェルター級。ラドキは35歳。UFC4勝2敗(2KO・1一本勝ち)。キャリアでは11勝5敗(5KO・3一本勝ち)。レスリング・柔術がバックボーンで、強力な左フックが武器。UFCでの敗戦は、現ランカーのカルロス・プラテスとマイク・マロット。前戦はUFC0勝1敗のダニエル・フルンザとの対戦で、テイクダウンして打撃で削る展開を3R続けた上に、最後はリアネイキドチョークで一本勝ちしている。当初は先週のAPEXイベントで、UFCデビュー戦となるジョゼ・エンリケとの対戦が組まれていたが、エンリケがビザの問題で欠場となり、先月末になって1週間スライドして、代役のプラドとの対戦が決まった。

 アルゼンチンのプラドは23歳。UFC1勝4敗(1KO勝ち)。キャリアでは12勝4敗(6KO・6一本勝ち)。ローカルイベントでは全試合フィニッシュ勝利で、弱冠20歳でUFCに出場したプラドだが、UFCではここまで5戦して1勝のみと苦戦している。かつてはライト級で体格的優位があったが、成長により減量が厳しくなってウェルターに上げると、その優位も無くなってしまった。前戦は0勝2敗でグラウンドに穴があるカザフスタンのヴェレテンニコフとの対戦で、1Rにヒザをもらって効かされたが、後半失速したヴェレテンニコフからテイクダウンを奪って攻めるも、逃げ切られて判定負けしている。今回負けると1勝5敗でリリースが濃厚だが、直前に出場を決めたので、負けてもリリースされない約束で受けたのかもしれない。

 1R、両者オーソドックス。間合いを詰めるプラド。ラドキがステップインしてジャブを放つと、打ち終わりにプラドがワンツーをヒットさせる。ラドキが今度はニータップで飛び込みテイクダウン。パスを狙う。ガードを取ったプラドが離してタックルに入ったが、切ってバックに回るラドキ。プラドが立ち上がり、ラドキがスタンドバックを取る。スクランブルで逃れようとしたプラドの動きにラドキがついていき、ハーフで押さえ込む。パウンドを打ち込むラドキ。プラドは亀になり立とうとする。バックを取ったラドキに対し、プラドが前転して足関を狙う。足を抜いてディフェンスしたラドキは再びハーフからパウンドを打ち込む。1R終了。

 2R、スタンドでまた圧を掛けていくプラドだが、テイクダウンを警戒して間合いに入れない。右フックをヒットさせたプラド。カーフキックを放つが、間合いが遠く空振りに。ラドキがタックルで飛び込む。切れずにテイクダウンを許すプラド。ラドキはバックに回り両足をフックしてバックマウントに。尻を上げて前に落とそうとするプラドだが、ラドキは落ちずにバックをキープしてパウンドを入れる。四の字ロックに捕らえるラドキ。仰向けになりリアネイキドチョークを狙うが、プラドが反転して初めてグラウンドで上になる。ガードからショルダー三角を狙ったプラドだが、ラドキがディフェンスしてインサイドガードからパウンドを打ち込む。密着したままパウンドを入れるプラドに、ラドキが下からヒジをヒット。額をカットしたプラドが流血。プラドがガードから頭を起こさずにパウンドを打ち続けたまま、2R終了。

 3R、2R終盤の攻めだけではポイントを取り返したかは微妙なプラドは、フィニッシュを狙い打撃を打ち込んでいく。ラドキが左フックを打ち込むが、プラドの前に出した手の指がアイポークになりタイムストップ。再開。プラドに1点減点が課されて再開。タックルに入ったラドキ。切ったプラド。さらにタックルを狙うラドキを受け止めたプラドが首をギロチンに捕らえる。引き剥がすラドキ。プラドが間合いを詰めると、ラドキが後退しケージを背負う。ラドキがタックルへ。プラドは引き込んでギロチンチョーク!逆転を狙って全力で絞めるプラド。しかしラドキが首を抜いて脱出した。下になったプラドは力を使い果たしたか、背中をつけたまま動きが取れない。固められたまま残り1分。ケージ際に移動して半身になったところでラドキがバックマウントを取る。残り10秒の拍子木が鳴ったところで、プラドが反転してパウンドを落とすがタイムアップ。

 ジャッジ三者とも30-26でラドキが勝利。

 勝ったラドキは試合後のインタビューで、「この場に立ちたくて厳しい厳しい道を歩いてきた。どんな相手でも戦いたい。マイアミが大好きだ」とコメントした。

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