▼RIZINバンタム級(-61kg)5分3R ※試合見どころ
×所 英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)36勝34敗2分
[1R 1分06秒 アナコンダチョーク]
〇鹿志村仁之介(BatlleBox)11勝5敗
所は、ZSTのリングで経験を積み「闘うフリーター」の愛称で05年にHERO'Sのリングでデビュー。積極的な試合運びで人気を博し、DREAMやVTJのリングで活躍。RIZINには15年大晦日の旗揚げ興行より参戦。17年7月のバンタム級GPは、1回戦でUFC帰りの堀口恭司にTKO負けで敗退。その後MMAから遠ざかりグラップリング大会に出場を重ねる。
約3年半ぶりの20年大晦日、レスリングのオリンピック銀メダリスト太田忍のMMAデビュー戦で得意の腕十字による一本勝利を挙げた。7月には階級をフライ級に下げ、若きDEEP王者神龍誠に判定負けを喫するも常に一本を狙い続ける姿で会場を盛り上げた。大晦日には元UFCファイターのジョン・ドッドソンから1Rに強烈な打撃を被弾しTKO負け。
23年10月、再びバンタム級に戻しアラン“ヒロ”ヤマニハと対戦するも判定負けで3連敗。24年7月「負けたら引退」の決意のなか、ヒロヤと59kg契約で対戦。1R、ヒロヤのローに右ストレートを合わせてダウンを奪い、マウント&ヒジでまさかのTKO勝ち。崖っぷちの逆境から再起を果たして現役続行。今回、2回り若い寝技師・鹿志村仁之介を相手に、48歳格闘技人生最終章の回転を見せるか。
鹿志村は、10勝中9勝が一本勝利という生粋のグラップラー。9歳から柔道を始めたが、結果が出せず寝技の強化のために12歳から並行して柔術を始める。19年より柔術で結果が伴い始め、JBJJF全日本柔術選手権をはじめ多数優勝。さらにRIZINを見て興味を持ったMMAの練習を始め、アマチュアのマーシャルワールド杯ライト級優勝、20年にPANCRASEでMMAデビュー。3連勝後の22年6月にROAD TO UFCにライト級で緊急参戦も、キ・ウォンビンに1R TKO負け。11月、初参戦のDEEPで雅駿介をリアネイキッドチョークに極めた。しかし北米修行を経た23年3月のDJ.taiki戦、7月の日比野"エビ中"純也戦いずれも判定負けで、2連敗。11月の再起戦で橋本優大に1R腕十字で一本勝ちすると、24年9月に力也、12月にはRYUKIをともにリアネイキドチョークで極め、3試合連続1R一本勝ちをマーク。
25年6月、RIZIN初参戦。スタンドも極めも強い後藤丈治とのハイレベルな攻防で会場を沸かせ、結果は判定負け。再起戦となった9月のDEEP日中対抗戦では大将を務め、YFUの刺客マジシャンを相手に多彩な仕掛けを見せ1R一本勝利。RIZIN2戦目の11月には柔道ベースの安井飛馬を相手にバック、腕を狙い続ける目まぐるしい寝技の攻防を制して、初となる判定での勝利で2連勝。今回、自分の2倍の年齢である48歳のベテラン・所英男の“回転体”を上回る寝技で世代交代を成し遂げたい。


1R、サウスポー構えの鹿志村、オーソの所。右を伸ばしてシングルレッグテイクダウンの鹿志村。所は草刈りから足を効かせて亀から立ちに、そこにアナコンダチョークを狙う鹿志村。仰向けになり足はかけさせずに回る所だが、鹿志村の絞めに所が落ちた。

勝利に歓喜した鹿志村は「有明の皆さん、調子どうですか。もっともっと調子どうですか。よし、とりあえずひと段落。戦っていただいたスーパーレジェンド所英男選手、ありがとうございました。この場を借りて所英男を超えられたこと、とても光栄に思います。vs.世界でRIZIN動いていると思いますが、僕も参加させてください。誰とでも戦うし、誰とででも組めるし、俺が戦えば一本とれるんじゃないかなとみんなワクワクすると思うので。世界一の団体RIZINをこれからもよろしく」と、vs.世界に自分も加わりたいとアピールした。




