GLORY COLLISION 92026年6月14日(日)オランダ・アホイ
▼GLORY世界ヘビー級タイトルマッチ 3分5R〇モリー・クロマ(ギニア/王者)KO 3R 1分56秒 ※飛びヒザ蹴り×ミロシュ・クヴェチカニン(セルビア/挑戦者)※クロマが初防衛に成功。
GLORY世界ヘビー級王者のクロマは、セルビアの注目株クヴェチカニンとタイトル初防衛戦を行う。両者は約50名のヘビー級選手が競い合ったヘビー級トーナメント「Last Heavyweight Standing」の決勝で対戦するはずだったが、クヴェチカニンが負傷棄権。クロマが決勝を戦わずしてトーナメント優勝、新ヘビー級王座に就いた。
両者の因縁はさらに遡り、2024年の『COLLISION 7』でクロマがクヴェチカニンに判定勝ちを収めている。それ以来、両者はGLORYのリング内で、それぞれハイライト級のフィニッシュや華麗なパフォーマンスを披露し、ランクを駆け上がりスーパースターへと成長した。
1R、両者とも軽快なステップを踏み、クヴェチカニンが右カーフで先制。クロマは左ミドル、右前蹴り。両者とも慎重な出足でローの蹴り合い。クロマが左右ボディからの前蹴り。ラウンドの最後にクロマが飛びヒザ蹴りから左フックを打った。両者あまり手を出さなかったが、オープンスコアは10-9×4がクロマ、10-9がクヴェチカニンに。
2R、前蹴りの蹴り合いからローの蹴り合い、クロマは前蹴りがよく出る。前蹴りを出してから、その足で踏み込みヒザをボディに突き刺すクロマ。首ロックからのヒザ蹴りに行くと、クヴェチカニンが右フック。クロマはボディへヒザを見舞っていくが、クヴェチカニンの左右フック連打をもらう。組み付いてヒザを突き刺すクロマ。
3R、前に出るクヴェチカニンをジャブで下がらせるクロマ。ワンツーを打つクヴェチカニン。圧をかけるのはクヴェチカニンだが、クロマはジャブを打ちながら右へ回り込んでいく。
クロマがジャブから右ストレート、それにクヴェチカニンが前へ出てきたところへクロマが至近距離での飛びヒザ蹴り。クヴェチカニンのガードの隙間を縫うように右ヒザがアゴに当たり、クヴェチカニンはバッタリと倒れる。クロマの鮮やかなKO勝ちとなった。
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▼GLORYライトヘビー級グランプリ決勝 3分3R〇モハメド・トゥチャッシー(モロッコ/元ライトヘビー級タイトル挑戦者/20勝3敗14KO)判定4-1×ドノバン・ウィッセ(スリナム/元ミドル級王者/23勝2敗10KO)※トゥチャッシーが優勝&新王座に就く。
トーナメントの決勝戦は、トゥチャッシーとウィッセにより争われることになった。
1R、ウィッセが右カーフで先制すると、ワンツーを返すトゥチャッシー。前に出るウィッセにトゥチャッシーが左ハイキック、この一発でウィッセがフラつく。すかさず前蹴りから右ジャンピングキックでラッシュをかけるトゥチャッシー。さらに首ロックからのヒザ蹴り。
ラッシュが終わるとトゥチャッシーは左フックからの右ハイ、ウィッセはガードを固めて前に出ると左ボディを打つが、トゥチャッシーは右ヒザを突き上げる。左フックから右ボディストレートのウィッセはワンツーでトゥチャッシーを下がらせるとヒザ蹴り。またも左ハイを蹴るトゥチャッシー。ウィッセが入ってくるところにジャブを合わせるトゥチャッシー。
2R、左目上から出血したトゥチャッシーだが、前蹴り、左右ボディの連打、ワンツーと攻める。ウィッセはプレッシャーをかけ続け、ボディを狙う。右ボディストレートからの左ボディに下がるトゥチャッシーだが、前蹴りでウィッセを押し戻す。左ボディと右カーフのウィッセにトゥチャッシーはワンツーからの右アッパー。
ウィッセの右ボディストレート、左ボディが決まるが、トゥチャッシーはワンツーを返して左ローを蹴る。それでもすぐに前へ出るウィッセ。ワンツースリーから前蹴りのトゥチャッシーは右ストレートもヒットさせる。
3Rも前に出るのはウィッセで右カーフを蹴る。トゥチャッシーのヒザ蹴りで転倒するウィッセだがこれはスリップ判定。ウィッセは右ボディストレートからヒザ、トゥチャッシーは右ストレートから右ロー。ワンツーから左ハイ、ワンツーから左ローとトゥチャッシーが攻撃を繰り出すが、ウィッセは前に出て左ボディを打つ。コーナーやロープに詰まる場面が増えたトゥチャッシーだが、強烈な右ストレートの2連打でウィッセを吹っ飛ばす。
すぐに前に出るウィッセが距離を詰めていくが、トゥチャッシーはフットワークで回り込む。右ボディストレートからラッシュをかけるウィッセにフラフラになりながらも前蹴りで押し戻し、後ろ廻し蹴りを放つトゥチャッシー。終了のゴングが鳴ると両者は笑顔で抱き合った。
判定は4-1でトゥチャッシーの優勝が決定。判定を聞くとトゥチャッシーは力尽きたようにその場に崩れ落ちた。
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▼ヘビー級 3分3R〇アントニオ・プラチバット(クロアチア/元K-1 WORLD GPヘビー級王者/同級3位)KO 延長R 1分43秒×アニス・ブジッド(ベルギー/モロッコ/同級4位)
プラチバットは、怪我のため2年半のブランクを経て、昨年12月に圧巻の復帰戦を飾ったが、2月のヘビー級トーナメント「Last Heavyweight Standing」を怪我により欠場。今大会が復帰戦となる。ブジッドは、ネイサン・クックを30秒KOで下すなど、GLORYのリングでの勝利により、2025年のGLORY「ブレイクアウト・ファイター・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
1R、ワンツーの打ち合いからプラチバットが左フックを振るとブジッドがダウン。立ち上がったブジッドはジャブを打つが、プラチバットは両腕ブロックして左右フックの連打。
2R、ワンツーを打つブジッドにプラチバットは左右フックの連打で応戦するが、早くも疲れが見え始める。ブジッドは飛びヒザ蹴りで距離を詰めてのワンツー。
3R、プラチバットは左右フックを連打するが粗く、逆にブジッドはワンツーを当てていく。スタミナ切れになりながらも、休んでは左右フックの連打を出すプラチバット。
本戦はドロー。延長戦に突入する。ブジッドは左右フックと左ボディ、プラチバットは被弾しながらも前に出て左右フックを振り回す。プラチバットの粗いパンチをかわし、左ストレートを打つブジッドにプラチバットは右カーフ。前に出て左右フックを大きく振るプラチバットにブジッドはワンツーを当てて行く。
しかし、プラチバットが飛びヒザ蹴りで距離を詰め、左右フックの8連打を見舞うと、右フックを連続被弾したブジッドがダウン。プラチバットの豪快KO勝ちに場内はカメラが揺れるほどの大歓声に包まれた。
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▼ライトヘビー級 3分3R〇メスド・セリモヴィッチ(セルビア)判定5-0×イリアス・ハムーチェ(モロッコ)
1R、ハム―チェが右ローを蹴ったところでセリモヴィッチが左右フックの連打。これにもんどりうってダウンするハム―チェだが、レフェリーはスリップ判定。立ち上がったハム―チェにセリモヴィッチが右フックを見舞い、今度はダウンカウントが入る。
立ち上がったハム―チェは右ロー、ワンツーで何事もなかったように前へ出ていき、セリモヴィッチは下がって右カーフを蹴る。左フックからの右カーフにグラつくハム―チェだが、左右フックで反撃。両者のフックが交差したところで初回終了。セリモヴィッチは右足のスネが裂けて流血した。
2R、ハム―チェが前蹴りでセリモヴィッチを吹っ飛ばして右ストレートの連打、ボディにも右ストレートを打つ。ハム―チェがワンツー、セリモヴィッチは右カーフ。セリモヴィッチはワンツーを打ってから首ヒザに持ち込む。ハム―チェは右ボディストレート、左ボディ。劣勢のセリモヴィッチはスーパーマンパンチを命中させた。
3Rはセリモヴィッチが再び左右フックで打ち合いに行く。サウスポーに構えたハム―チェも左ストレート。オーソドックスに戻るとセリモヴィッチの右カーフで転倒してしまう。サウスポーで前に出るハム―チェにセリモヴィッチは後退して右カーフ。見合う時間が長いため、場内からは囃し立てる声や口笛が鳴り響く。しかし、両者見合ったまま時間は過ぎていき、試合終了。
判定5-0でセリモヴィッチの手が挙げられた。