(C)GONG KAKUTOGI/RIZIN FF
2025年9月28日(日)に愛知・IGアリーナで開催される『RIZIN.51』の前日計量が27日、名古屋市内にて行われた(※写真・コメント追加あり)。
2大タイトルマッチ、フライ級GP準決勝、ヘビー級GP決勝戦など盛りだくさんの今大会、メインイベント(第14試合)は王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)vs.挑戦者・堀江圭功(ALLIANCE)のRIZINライト級タイトルマッチ(71.0kg)5分3Rが組まれた。
2021年6月にトフィック・ムサエフを破って初代王座に就いて以来、矢地祐介、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボ、ヴガール・ケラモフを相手に4度の防衛に成功しているサトシ。5月には韓国大会でキ・ウォンビンからダウンを奪う一本勝ちで4試合連続フィニッシュ勝利中。6月に西川大和にTKO勝ちして勢いに乗る堀江を挑戦者に迎え、5度目の防衛戦に臨む。
セミファイナル(第13試合)はRIZINフェザー級(66kg)タイトルマッチ5分3Rの王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)vs.挑戦者ビクター・コレスニック(ロシア)。
5月の『RIZIN男祭り』でクレベル・コイケにKO勝ちし、MMA15勝無敗で新王者となったシェイドゥラエフが初防衛戦。RIZINで4連勝中、MMA9連勝中のストライカー、コレスニックを迎え撃つ。

第11試合の元谷友貴(アメリカントップチーム)vs.神龍誠(神龍ワールドジム)と第12試合の扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)vs.アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン)は「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57.0kg)トーナメント」の準決勝。本計量で元谷が57.00kgのジャストでパスも「大事を取って」、15時からの公開計量はリカバリーのため、欠席となっている(※セコンドの春日井によれば回復したとのこと)。ファイナルへ進む2人は誰か。
第10試合は「フライ級GP総選挙」で涙をのんだ伊藤裕樹(ネックス)が、山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)とトーナメントリザーブマッチで対戦する。勝者がGP決勝のリザーバーとなり、万が一、決勝進出者が出場できない場合、敗者復活からの決勝進出となることが主催者よりアナウンスされている。
また、6月に開幕した「RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級(120kg)トーナメント」が、いよいよファイナルを迎える。第9試合でマレク・サモチュク(ポーランド)とアレクサンダー・ソルダトキン(ドイツ/ロシア)が決勝戦を争う。

第8試合に佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)vs.ダニー・サバテロ(米国/アメリカントップチーム)、第7試合に梅野源治(PHOENIX)vs.芦澤竜誠(フリー)のバンタム級注目の2試合が並ぶ。フェイスオフではサバテロの挑発に、英語で佐藤が「なんでそんなに無礼なんだ?」と言い返す場面も見られ、サバテロペースに佐藤が巻き込まれた形に。
本戦の幕を開ける第1試合には、MMAデビュー戦となる元K-1 WORLD GPライト級王者・大和哲也(大和ジム)が、シュートボクシングとMMAの二刀流・奥山貴大(NEX)と対戦。第2試合には金田一孝介、第3試合には冨澤大智とBreakingDown勢が並んだ。
今大会は本戦14試合、オープニングファイト4試合の合計18試合のボリュームで行われる。










