【RIZIN】佐藤将光、サバテロの挑発に「なんでそんなに無礼なんだ」──一触即発のバンタム級フェイスオフ

　2025年9月28日（日）に愛知・IGアリーナで開催される『RIZIN.51』の前日計量が27日、名古屋市内にて行われ、全選手が計量をパスした。 　ライト級王座戦のサトシvs.堀江圭功、フェザー級王座戦のシェイドゥラエフvs.コレスニックの2大タイトルマッチのほか、フライ級GP準決勝、ヘビー級GP決勝戦など全18試合が組まれるなか、バンタム級の注目カードのフェイスオフで、熱い火花を散らす2人がいた。 　第8試合で佐藤将光（坂口道場一族/FightBase都立大）とダニー・サバテロ（米国/アメリカントップチーム）が激突。 　トラッシュトーカーとしても知られるMMAレスリングの実力者サバテロは前日のインタビューでも、佐藤を「クソみたいなスタイルだ。全てにおいてレベルが低い」「ヤツの頭を蹴りかエルボーで陥没させるかも」と言いたい放題。 　その言葉に佐藤は「お喋りレスラー」「『佐藤は最悪だ』とか言っていて、“あぁ、ちゃんと仕事やってんな”って」と俯瞰して評価もしていたが、この日の計量では、佐藤の計量時に真横に立って睨みつけ、フェイスオフでは、サバテロが顔を近づけて佐藤をFワードで直に侮辱に。 　英語を理解する佐藤は、サバテロの言葉を聞き取れるように耳を近づけると、険しい表情になり「なんでそんなに無礼なんだ」と怒りをあらわに。初めての佐藤の応戦にサバテロも「Suck」と言い返し、両者が一触即発の状況となった。 　ダニー・サバテロは25年5月に元五輪銀メダリストの太田忍にスタンドで上回り、最後はテイクダウンを崩して3R TKO勝ち。対する佐藤は牛久絢太郎、キム・スーチョルに判定勝ちで2連勝中だ。 　バンタム級で世界で活躍する実力者同士の一戦は、勝者が王座戦線に浮上する注目の一戦となる。