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2025年8月19日(火)19時より都内某所にて、『RIZIN WORLD GP 2025 FLY WEIGHT TOURNAMENT 2nd ROUND総選挙』(以下、フライ級GP総選挙)を開催することが決定した。
7月27日の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』では、1回戦5試合で5人の勝者が勝ち上がり、1選手が投票によりリザーブ戦に回ることが発表されていた。
「総選挙」のルール等は、選挙日当日に発表されるが、RIZIN FFオフィシャルファンクラブサイト『強者ノ巣』の超強者会員限定で、総選挙への参加受付が行われている。
▼第1試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 5分3R ※選手名から試合後インタビュー
〇元谷友貴(アメリカントップチーム)
[判定3-0]
×ヒロヤ(ジャパントップチーム)
第1試合では、バンタム級から9年ぶりにフライ級に戻した元谷が、篠塚辰樹TKOから米国合宿帰りのヒロヤと対戦。元谷がスタンドでテイクダウンのフェイントからジャブ&ロー、アッパーも織り交ぜて組ませず。近づいても首相撲、バック奪取。最後は打ち合いでも上回り、判定3-0で完勝した。
▼第2試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 5分3R
×ホセ・トーレス(米国)
[判定0-3]
〇扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)
第2試合では、元UFCで神龍誠に判定勝ちの強豪トーレスを初戦で指名した扇久保が、再三のシングルレッグからテイクダウンでコントロール。切られても組み続けるタフファイトを制し、判定3-0で熱戦を勝利。
▼第3試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 5分3R
〇伊藤裕樹(ネックス)
[判定3-0]
×エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)
第3試合は、ララミーに打ち勝ち神龍に敗れた伊藤が、堀口と渡り合ったズールーを指名。蹴りも混ぜた長い距離のズールーに対し、伊藤はステップと回転の速いパンチで、ズールーの組みも完封。判定3-0で勝利した。
▼第4試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 5分3R
〇アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン)
[3R 2分39秒 TKO] ※左フック→鉄槌
×征矢 貴(THE BLACKBELT JAPAN)
第4試合は、5勝無敗のダゲスタン戦士ガジャマトフと、ドッドソン戦の勝利でトーナメントに異例の追加参戦を果たした征矢が対戦。榊原CEOの「塩試合禁止令」にもかかわらず早々にタックルを仕掛けた征矢が組みを混ぜての打撃で前進も、ガジャマトフが拳で打ち勝ち、3RTKO勝ち。
▼第5試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 5分3R
〇神龍 誠(神龍ワールドジム)
[1R 2分55秒 ギロチンチョーク]
×山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)
そしてGP最後の第5試合では、ともに組みを武器とするなか、神龍がアーセンに両差しで組まれるとジャンピングガード。最後はクローズドガードに入れてのギロチンチョークを極めて貫録の一本勝ちを収めている。
上記勝者5選手は現状、準決勝進出が可能なコンディションにあることが確認がとれており、榊原信行CEOは1日の会見後の囲み取材で、「ファンの間で、“本当にどうなるんだ”っていう議論がすごくて、大会後もずっと続いています。
今回、『総選挙』の投票で──やっぱり(事前に)それで選手たち全員に納得してもらってGPにチャレンジしてもらったわけなんで、ここで変にルールを変えたりなんかせずに、ズバッとRIZINを支えてくれているファンの人たち、そして有識者の人たちの選挙によって決めようと。事前に投票してどうのこうのとかではなく、もうその日集まった人がみんな投票して決める。ルール作りやフォーマットは完成したので、それを8月19日にライブ配信で実行します」と語った。
この『総選挙』のために、ダゲスタンからガジャマトフも来日。
榊原CEOは「30時間かけて、これのためだけに来ていただく。やっぱり5人並ばないとね。各選手に自己PRとかいろいろ考えてもらって。4選手が準決勝、1選手はリザーブマッチに。総選挙で投票していただいた結果を、その場で開封してカードまで発表します」とした。
リザーブマッチに回るのは誰になるか。そしてリザーブマッチの相手はどうなるのか。すべては19日の『総選挙』で明らかになる。









