▼第6試合 ライト級 5分2R・延長1R
×八木敬志(猛者連)70.50kg
[判定0-3]
〇藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)70.40kg
フィジカルと非フィジカルの経験値のぶつかりあい。
ラグビーで鍛えた身体を武器に、タックルと左フックでプレッシャーをかけてゴリラパウンドする八木敬志。これまでに20戦を経験し、WARDOGライト級王者としての実績も持つ。2025年4月の前戦ではGLADIATOR050でチハヤフルヅッキーニョスに判定負け。
しかし、強引さと突破力を活かし、削って倒すスタイルはどんな相手にとっても脅威だ。久々の関東での試合に「暴れる」と言い切る姿からも、勝負への迷いはない。
対するは、25歳にしてキャリア10年。幼少期から格闘技に親しんできた藤村健悟。MMAをMMAとしてとらえる経験値と技術のバランスに優れたファイターで、得意の腕十字を軸に、スタンドでもグラウンドでも展開を作れる。2025年3月の前戦ではベテラン・高橋正寿と延長判定まで戦い抜き勝利、安定感と粘りを見せた。八木の圧力が先に通るか、藤村が自分の間合いで組み立てるか。
1R、開始早々、藤村がダブルレッグテイクダウン。ケージ背に上体立てる八木の両足を束ねて背中を着かせる。八木も再び上体立て片ヒザ立ちに。下から八木もパウンド。押さえ込む藤村は残り20秒で、マウント腕十字狙いもヒジ抜く八木がパウンド。
2R、八木は右ローからシングルレッグ、バック狙いも落とした藤村が上に。ケージまで這い、上体立てる八木に1R同様に押し込み、足を束ねに行く藤村。ケージで立つ八木は体入れ替えシングルレッグも、胴をクラッチして上になる藤村。下の八木はいったん背中着くがブリッジでリバース。下からダブルオーバーフックの藤村を八木は少し持ち上げスラム。上でホーン。
判定3-0でテイクダウンを奪った藤村が勝利した。








