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【GLADIATOR】34歳・神田T-800周一、16歳の超新星ルキヤに一本勝ち。ライト級・小森が未知のガンドルフィを完封、ダギースレンが岩倉に判定勝ち、転向2戦目でヅッキーニョスが八木に判定勝ち、ウェルター級大道vs.マックスは裁定預かり、フライ級今井が和田に判定勝ち、久保がパクに競り勝つ

2025/04/06 16:04

▼GLADIATORライト級 5分3R
〇チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)70.60㎏
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27

×八木敬志(猛者連本部)70.00㎏

 過去3年に渡り、フェザー級戦線の中軸を担っていたチハヤフル・ヅッキーニョスが、ライト級転向2戦目で八木敬志と戦う。

 ヅッキーニョスはライト級転向初戦を1月に行い、GLADIATOR初出場となった岩倉優輝との激闘で惜しくも判定負けを喫している。

 八木は2024年10月のWARDOG王座戦でのワタナベ関羽マサノリ戦の4R TKO勝ち後、1月にキンコンカンコンケンチャンマンに判定勝ちで2連勝中。ヅッキーニョスと八木との京都対決は、早くもライト級タイトル戦線に生き残りを掛けた一戦といえる。

 ヅッキーニョスは八木戦の決定に「連敗を喫した僕にすぐにチャンスを与えていただきありがたく思います。八木選手は勢いに乗っていて、僕の課題であるフィジカル系ファイターなので試合が楽しみです。僕にとっては生き残りマッチだと思っていますので、しっかりフィニッシュして実力を示したいと思います。ライト級上位勢と戦うために、この試合で復活します!!」と意気込みを語っている。

 1R、サウスポー構えのヅッキーニョスは左の蹴り。オーソの八木は右を突いて前に。そこにシングルレッグのヅッキーニョスは金網背に片ヒザ立ちの八木を引き出し背中をつかせようとする。

 八木はケージまで這って座るとレッスルアップで上に。ヘリコプタースイープを狙うヅッキーニョス。中央に戻す八木はインサイドの上からパウンド狙い。

 2R、八木の入りに右前手を狙うヅッキーニョス。八木もオーバーハンド。さらに右アッパーを突く。左前蹴りのヅッキーニョスの打ち終わりにダブルレッグテイクダウン!

 ケージに上半身立てて座るヅッキーニョスをがぶりも、前にドライブして押し込むヅッキーニョスがトップ、立ち際にバック、4の字に。足を解いて腕十字に移行も、トップ狙う八木を再びバックに。亀から前に落として八木がトップに。体を離してパウンドで跳び込みゴング。

 3R、すぐにシングルレッグのヅッキーニョス。左小手の八木を引き出してバックへ。下からブリッジ、正対した八木は立ち上がり、ケージ背にしながらもシングルレッグでテイクダウン。

 トップ奪うもヅッキーニョスも腰をずらして向き直り、バックに。八木も正対からトップの取り合いもここはヅッキーニョスがバックに。リアネイキドチョークを狙うも八木も守ってゴング。



 判定は3-0(29-28×2, 30-37)でヅッキーニョスが勝利。ライト級転向2戦目で初白星を掴んだ。

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