▼第4試合 フライ級(56.7kg以下)5分3R
〇イン・シュアイ(18勝5敗、中国)125lbs/56.70kg
[1R 4分38秒 TKO]
×吉田開威(6勝2敗、日本)125.5lbs/56.93kg
MMAストライカーの吉田は、6勝1敗の25歳。空手道剛柔流朋武館所属。サウスポー構えも空手に左右無しで硬式空手世界王者からMMAに転向。GLADIATORを主戦場とし、中国WKG&M-1 Globalにも参戦。2024年10月の上田祐起戦でスピニングバックエルボーによる2R TKOでMMA6連勝をマークした。
しかし、2025年1月にシンバートル・バットエルデネとのGLADIATORバンタム級暫定王座決定戦で、シンバートルが体重超過するなか、1Rセンタク挟みで敗れ、MMA初黒星を喫した。今回のROAD TO UFCには階級を下げてフライ級で出場する。計量は56.93kgで無事、クリア。
対するシュアイはオーソドックス構えのスイッチヒッターでMMA17勝4敗。2024年5月のROAD TO UFCでは、1回戦でキル・サホタにスプリット判定負け。その後、2024年7月にWLM Wulin Leagueで当時まだプロ1勝の中国選手にリアネイキドチョークで一本勝ちで再起を遂げている。
UFC PI上海開催、ホームで期待がかけられるシュアイを相手に、日本の吉田はMMAのなかで自身の空手を貫けるか。
1R、ともにサウスポー構え。吉田の蹴りに右前手を合わせるイン・シュアイ。吉田の蹴り終わりにシングルレッグテイクダウンに入るが、ケージですぐに立て直す吉田。
関節蹴りも突く吉田。しかし左の蹴りにイン・シュアイの右オーバーハンドがヒット! 吉田のローブローにも構わず、続けて右を突き、右ハイも当てる。
イン・シュアイの入りに右前手を狙う吉田。さらに左の飛び込みもイン・シュアイはブロッキング。吉田が右前足を上げて入ろうとしたとことに、イン・シュアイは左オーバーハンドで飛び込み!
吉田がまともに受けて後方にダウン。そこに鉄槌をまとめるイン・シュアイ。吉田は両足を効かせようとするが鉄槌が顔に届いたところでレフェリーが間に入った。勝者は試合後「夢みたいだ。練習してきたことをやれた。去年はコンサバすぎたから、今年は全力でやるつもりだった、母国の中国での試合だからね。これが俺のスタイル、中国のみんな俺みたいにやるべきことやるんだ」と語った。
#RTU4 Official Result: Yin Shuai defeats Kai Yoshida via TKO at 4:38 of Round 1.
— UFC News (@UFCNews) May 22, 2025
Complete Results ➡️ https://t.co/HyxhC56kwS








