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【RTU】透暉鷹がバンタムで唯一勝ち残り、小崎連がザウパースーからダウン奪うも判定負け、野瀬翔平はユ・スヨンに判定負け。フライ級ドンフンが前回準優勝ニウシュイエに競り勝つ、キ・ウォンビンが雑賀“ヤン坊”に殴り勝ち

2024/05/19 19:05

▼第4試合 フライ級 5分3R
〇キルー・シング・サホタ(インド)Kiru Singh Sahota 10-2 126lbs/57.15kg
[判定2-1] ※29-28×2, 27-30
×イン・シュアイ(中国)Shuai Yin 16-4 125.5lbs/56.93kg

 フライ級トーナメント一回戦。

 インド出身のサホタは、現在はイギリス在住。MMAプロデビュー後の戦績はすべてヨーロッパでのもので、ここまで10勝2敗の28歳。

 中国のイン・シュアイは27歳で16勝4敗。戦績は中国国内のGlory of HeroesとJCK Fight Nightでのものがほとんど。16勝中、KOで4勝、サブミッションでの一本勝ちが7勝ある。

 1R、長身のサホタ。しかしシュアイの左フックがヒットしフラッシュ気味にダウン。すぐに立ち上がり、詰めてきたシュアイに組み付いてケージに押し込む。背中でクラッチしてテイクダウンを狙うサホタだが、こらえるシュアイ。差し返してクラッチを切ったシュアイ。引き剥がした。パンチを打ち込むシュアイにサホタは肘を打ち込む。ケージを背負ったシュアイにパンチを打ち込むサホタだが、かいくぐってタックルに入ったシュアイがテイクダウン。ハーフからスイープを狙うサホタ。ガードに戻した。シュアイはケージにサホタの頭を押し付けるが、サホタは上半身を起こしてケージを使い立ち上がる。残り30秒。右のヒジを入れるシュアイ。サホタも飛び膝から首相撲に捕らえてヒジ。カーフを蹴るシュアイ。ホーン。

 2R。サホタのカーフキックに右のカウンターを合わせたシュアイ。サホタはバックスピンキックから飛び膝を放つ。組み止めたシュアイがケージに押し込むが、サホタは背中でクラッチして入れ変えた。投げを狙うシュアイ。こらえるサホタだが、後ろに切り返してテイクダウンするシュアイ。しかしサホタは寝かされずにすぐにケージを使って立つ。サホタ首相撲からヒザ・ヒジを入れる。脇の差し合いからシュアイがダブルレッグでテイクダウン。しかしまたすぐにケージで立ち上がるサホタ。ケージに押し込んだサホタは腹にヒザを打ち込む。ヒジで飛び込むサホタにシュアイが組み付くが、サホタはまた入れ替えると腹にヒザを打ち込んでいく。離れ際にもヒジを入れたサホタ。2R終了。

 1R、2Rともに判断が分かれてもおかしくない僅差のラウンド。

 3R。ワンツーで出たサホタにシュアイがダブルレッグ。テイクダウンしたシュアイだが、サホタはすぐにケージを使って立つと、腹にヒザを入れ離れる。左ミドルを入れたサホタ。一瞬動きが止まったシュアイだがタックルで組み付く。サホタは腹にヒザを打ち込む。パンチを振るサホタにシュアイがまたタックルからテイクダウンを奪う。が、またすぐにケージを使って立ったサホタ。首相撲に捕らえるサホタ。しかしまたシュアイがタックルに入る。テイクダウンまで許すが、すぐに立つサホタ。立ち際に足をかけて倒すシュアイ。今度はサホタを寝かせたシュアイ。ハーフで固めて押さえ込む。サホタはガードに戻すと下からヒジを入れる。シュアイもパウンドを入れると足で離すサホタ。離れたところで起き上がりタックルに入ったがタイムアップ。

 消耗戦の後だが、シュアイは3度バック宙を見せて余力をアピールする。

 29-28サホタ、30-27シュアイ、29-28サホタ。スプリットでサホタ勝利。判定結果に驚いた表情を見せるシュアイだが、微妙な前半2Rの判断が分かれたか。

サホタ「グラウンドで漬けるだけでなく、効果的に攻撃できたのが評価されたんだと思う。いいパフォーマンスではなかった。個人的には最悪のパフォーマンスだった」

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