黒澤がカットも左ボディ効かせてラッシュ、TKO勝ち
▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ストロー級 5分5R ※両選手会見コメント
〇黒澤亮平(THE BLACKBELT JAPAN) 第4代KING OF PANCRASIST 19勝4敗 52.2kg
[2R 2分23秒 TKO]
×植松洋貴 (NEVER QUIT)挑戦者 1位/2022年NBT同級優勝 5勝3敗1分 52.0kg
2024年4月立川大会でリトルを右フックによる衝撃KOで破り、暫定王者となった黒澤。その後、正規王者となった黒澤に挑むのは、11月ニューピアホール大会で髙島俊哉を執念のパンチ連打による初のKO勝利を収め、遂にタイトルマッチへと漕ぎつけた植松。
修斗に続きPANCRASEのベルトも手に入れ、軽量級ながら一撃で試合を決する武器を持つ黒澤。
一方、PANCRASE一筋、ようやくベルトに手がかかった“決して諦めない男”植松は、増田大河、尾崎龍紀に判定勝ち、髙島俊哉を1R TKOに下し、3連勝中。対照的な二人が相まみえるタイトルマッチ。最後に手が上がるのは?
黒澤「今までで一番の準備してきました。必ず防衛します」
植松「明日は大番狂わせ、絶対起こすんで、期待してください。以
1R、オーソの黒澤はダブルレッグテイクダウン。そこに植松は左の縦ヒジ。さらにギロチンチョークを合わせるが、首を抜く黒澤。右足をまたごうとする黒澤だが、テイクダウンの際で骨盤に当たったか左まぶたから出血。フックガードの植松に、ブレーク。中断後、再開。
短期決戦に出る黒澤の右に合わせに行く植松。左ジャブ、左ボディストレートの黒澤。そこに右を狙う植松だが、黒澤の出入りは速い。左の入りに右のバックフィストを狙う植松。さらに黒澤の右に右を返す。踏み込んで右ハイをガード上に当てる植松。高速左ジャブの黒澤。ガードの植松。3者10-9の黒澤を支持。
2R、左ジャブの黒澤、右ローの植松は細かいステップで押し戻すと、黒澤はワンツーの右。ガードを絞ってブロッキングの植松。互いに右ロー。左ジャブの刺し合い。黒澤は左前蹴り、右ボディとバリエーションを変えて、左から右ストレートをヒット!
下がった植松に黒澤は左ボディ! レバーに効かされた植松はくの字に。さらに黒澤はボディ連打、首相撲ヒザ、ガード固めて打ち返そうとする植松だがレフェリーが間に入った。
初防衛に成功した黒澤は「カットは自分が入って骨盤に当たって切ったんで。格闘技やってもやっても強くなれなくて。でもこれより面白いものないんでもっともっと頑張ります」と語った。