植松「ISAOさんや菊入さんに続く3本目のベルトを持ち帰る」
──ストロー級王座挑戦の意気込みを。
「今回巡ってきたこのチャンス。相手の黒澤選手、レベルも経験も今までの相手と段違いに強いんで、本当にもう一撃でブッ倒す拳を持ってるんで、そこにビビらずともリスペクトを持って、もう正面からブッ倒しに行きたいと思います。僕はMMA始めて5年で、このタイトルマッチまでたどり着けたんで、その5年の全ての集大成という意味でも、必ずベルトを獲りたいという気持ちでいます」
──対戦相手より上回っている部分は?
「前回のあの時の試合(髙島俊哉に1R TKO勝ち)が、自分のキャリアの中では初めてのKO勝ちだったんで、多少自信には繋がっていると思います。
黒澤選手のあの右ストレート、警戒して、結構、前に出られない選手が多いと思うんですけど、僕はもうその辺に関してはもうビビらずにどんどんガンガン、前に出て行こうと思ってます」
──前回の試合前に「菊入選手から教えてもらった必殺技がある」と仰っていました。それは前回は出ていた?
「前回は出せなかったんで。今回の試合で出せたらなと思ってます。(出る場面が来る?)絶対出します」
──「5年の集大成」という言葉がありましたが、PANCRASEひとすじでやってきて、このベルトに対する思いもありますか?
「PANCRASEのベルトは当然、目指していたものでもありますし、ウチのジムでもISAOさんや菊入(正行)さん、2人ともベルトを持っているんで、3本目のベルトをNEVER QUITに絶対に置きたいと思っています」
──この王座戦の先は?
「ベルトを獲ったら、やっぱりその階級での象徴になりますんでそれに見合った、恥ずかしくない試合ができるファイターになりたいと思っています。防衛する立場として当然ベルトを守るのもそうなんですけども、ゆくゆくはその先のもっと大きい舞台とかにも関われたらいいなと思ってます。
ただ、先のことに関しては正直、今考えるのはちょっと違うかなと思ってるんですけども、まずはベルトを獲ってからで、先のことはその時また考えればいいかなと思ってます。今もうベルトしか見ていません」