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【PANCRASE】4戦目の戴冠! 渡邉史佳が杉山しずかをTKOで女子フライ級新王者に。黒澤はストロー級王座初防衛。井村が松井に一本勝ち、バルボーザが反則ヒザも続行の粕谷を絞め落とす、山本がRYoに一本勝ち、本野が藤野に辛勝、後藤が合島を左で沈める、山木が矢澤に初回TKO勝ち! 村山が長岡との投げ対決を制す

2025/03/09 13:03

▼フライ級 5分3R
×山﨑聖哉(BRAVE GYM)6位//2023年NBT同級優勝 4勝4敗
[3R 4分39秒 TKO]
○時田隆成(トライフォース東中野)11位 3勝

山﨑 明日はBRAVEらしい、いい試合で絶対勝ちます。

時田 明日は確実に1R目から仕留めに行きます。



 2023年3戦3勝でネオブラ王者に輝いた山﨑。しかし、2024年はまさかの2戦2敗(濱田巧と大塚智貴にKO/TKO負け)悔しさを味わうことに。一方の時田は、2024年12月のプロ2戦目で初代王者・砂辺光久を完封し、パウンドアウト勝利を飾った。



 山﨑はアグレッシブなスタイルと柔道仕込みのテイクダウンが武器。対する時田は、レスリングベースのテイクダウンとキープ力が強み。2025年、フライ級ランカー対決の開幕戦となる。



 1R、サウスポーの時田は山﨑の左ローに左ストレートを伸ばす。互いにけん制が続く中、時田がシングルレッグからバックへ。山﨑は前転して足を取りに行くが時田が上から抑え込みパウンド。山﨑は下からの腕十字を仕掛ける。腕を解除した時田はパウンド、ヒジ。時田のヒジ連打に腕を取りに行った山﨑だが、時田は立ち上がる。すぐにバックを奪って寝技に持ち込んだ時田はリアネイキドチョークを極めかけたがラウンド終了。オープンスコアは10-9×3で時田。



 2Rも1分以上のけん制のし合いから、時田がシングルレッグでテイクダウン。すぐに起き上がろうとした山﨑とスクランブルになるが、上を取ったのは時田だった。ヒジを落とし、パウンドも打つ時田。そのままラウンドが終了し、オープンスコアは10-9×3で時田。



 3R、山﨑が右を打ちに来たところに合わせて時田がシングルレッグ、山﨑はガブり、三角の体勢を作る。しばらくその体勢が続いたが時田は抜け出し、山﨑の首を抱えて上になる。立ち上がった山﨑にはダブルレッグですぐに組み付く。バックになった時田を投げるようにしてスクランブルに持ち込む山﨑だったが、時田はバックをキープ。バランスの良いバックマウントから強いパウンドを連打し、ここでレフェリーがストップした。


 時田は「試合内容がイマイチでもっともっと強くなって次は上位ランカーとやりたいのでよろしくお願いします」とマイクでアピールした。

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