▼第2試合 RIZINヘビー級(120.0kg)5分3R
×貴賢神(フリー)118.05kg
[1R3分22秒 KO] ※右ヒザ→右ストレート
〇エドポロキング(大阪租界/Rumbleヘビー級王者)117.85kg
ヘビー級戦。貴賢神はスダリオ剛の双子の弟。少年時代より空手やキックボクシングを習い空手では県大会2位の成績を残す。中学時代はバスケットボール部に所属し、茨城県大会で優勝、全国3位の実績を残した。卒業と同時に貴乃花部屋に兄とともに入門。13年3月に初土俵を踏むと、17年5月場所で新十両に昇進。18年3月には史上初の双子の関取誕生として話題を集めた。2022年4月のMMAデビューから3連敗も2024年3月にコーディー・ジェラベックを相手に1R TKOで初勝利。
204cmのエドポロキングはRumbleヘビー級王者。ナイジェリア人の父親と韓国人の母親を持つハーフ。BREAKING DOWNで活躍後、Rumble excited ALL無差別級契約で侍マーク・ハントにTKO勝ち。24年5月、Rumble#3でプロデビュー。急遽参戦となったナイジェリアのテリー・ワガンダを相手に1R、僅か15秒KO勝利した。
1R、ともにオーソドックス構え。左ハイから入るエドポロキングは左ローも。右ロー、右ミドルの貴賢神に、長い左ジャブのエドポロキング。貴賢神は左インロー。
右のハイキックからヒザで攻めるエドポロキングにボディロックから引き出してテイクダウンを狙う貴賢神。しかし、コーナー背に戻すエドポロキングになおもクラッチする。左を差し入れ四つに持ち込んだエドポロキングにブレーク。
左右から組みにきた貴賢神に、懐の深いエドポロキングは、首相撲から右ヒザを突き上げ! 効かされた貴賢神に左から右! さらに打ち下ろしの右でダウンを奪いKO勝ち。
試合後、エドポロキングは「飛び級せず世界に向けてコツコツやる。練習してくれた人、サポートしてくれた人に感謝します」と語った。