▼第4試合 RIZINライト級(71kg)5分3R
×矢地祐介(フリー)70.85kg
[1R 0分26秒 TKO] ※パウンド
〇桜庭大世(サクラバファミリア)70.60kg
プロ41戦の矢地がプロMMAデビュー戦の桜庭の相手を務める。宇佐美正パトリックを完封した通り、スタンド、組みともにMMAでの武器が圧倒的に多い矢地に対し、桜庭は柔道ベース&父・桜庭和志譲りのサブミッションレスリングをいかにハメるか。QUINTETでも見せた足技・投げ技からの“繋ぎ”に注目だ。ベテラン矢地は、桜庭相手にノーチャンスのパーフェクトMMAゲームで大晦日を越えるか。
SAKUマスクで入場の桜庭大世。セコンドには桜庭和志。矢地は狂蜂クレイジービーのハチマキで入場。セコンドは八隅孝平ロータス世田谷代表。試合前に桜庭の「僕がスーパースターになれるならここで倒せる」との言葉が流れる。
1R、ともにサウスポー構え。右の蹴りから入る矢地は、右ハイも。左ハイを返す桜庭は左オーバーハンドも狙い、左ミドルハイ。その蹴り足を脇下で掴んだ矢地に、桜庭は片足立ちで長い左のショート! アゴにもらった矢地は、ヒザから崩れ、桜庭は中腰から鉄槌連打! ガードの足が効ない矢地にレフェリーが間に入った。蹴り足を取られた桜庭の落ち着いた右の打ち方は、あえて掴ませたか。
試合後、桜庭は「七光りでも強いんだぞ、というのを少しは見せられたらと思います。もっと練習頑張っていくので応援よろしくお願いします」と笑顔で語った。