▼第5試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXリザーブマッチ 3分3R延長1R
〇麻火佑太郎(PHOENIX/スーパーライト級4位)
KO 2分53秒 ※飛びヒザ蹴り
×ヤン・カッファ(オランダ/Florida Kickboxing Academy/AFSO世界王者、MIX FIGHT世界王者)
※麻火がリザーバーに決定。
麻火は元TENKAICHI Gライト級王者。K-1甲子園-60kgベスト4、KAMINARIMON×新空手最強決定戦-63kg優勝、全日本格斗打撃選手権大会優勝などの実績を持つ。KNOCK OUTとREBELSでキャリアを積み、2022年2月からはRISEを主戦場に。2024年4月には『ONE Friday Fights』に参戦し、セクサン・オー・クワンムアンに完勝する番狂わせを起こした。7月のRISEではフランクちゃんにKO勝ちして6連勝を飾り、9月にチャド・コリンズに挑んだが初回KO負け。相手の攻撃をマタドールのようにかわし、自分の攻撃を当てる独特のスタイルに開眼した。戦績は16勝(3KO)9敗。
カッファはキックボクシングを5歳から始めて“ラモン・デッカーの再来”と呼ばれているという。2022年8月にRISEに初来日し、山田洸誓と対戦するもKO負け。2023年5月にGLORYデビューを果たし、ベルジャン・ペポシとの激しい打撃戦を制して判定勝ち。8月もエル・ハムーチェから勝利して連勝したが、2024年5月のデニス・ウォシクには敗れた。戦績は20勝(7KO)4敗。
1R、前に出るカッファに麻火は左へ回り込んで行く。麻火は左インローを連発し、左ミドルハイ、ジャブでカッファを入らせまいとする。カッファの右は麻火がダッキングでかわしていく。麻火は左ボディストレートも突き刺し、カッファが連打で前へ出てくると回り込んでかわす。バッティングからの再開後、カッファは右ストレートを打ちながら前へ出ていくが、麻火の足払いにコカされる。
2R、麻火はジャブ、前蹴りでカッファをストップし、カッファのミドルをスネブロックしたが、足が着地したところでカッファのバックハンドブロー。意表を突かれた麻火はダウンを奪われる。立ち上がった麻火もバックハンドブローを繰り出すが、カッファはまたもバックハンドブロー。麻火は前蹴り、ヒザ、左ストレートと先手をとる。カッファは左ローを蹴っての右ストレートを狙う。
3R、麻火が前へ出てワンツー、左ミドル、ヒザと逆転を狙って攻めに転じる。カッファも打ち合いに行き、右ロー。麻火は後ろ蹴りを命中させる。麻火の三日月、ジャブを突き刺してカッファをグラつかせるとワンツーからの飛びヒザ蹴りでダウンを奪い返す。両者打ち合いに行き、麻火がまたも飛びヒザ蹴り。そのままカッファを押し潰すようにして倒れ、レフェリーはここでダウンを宣告。