キックボクシング
レポート

【RISE】トーナメント優勝はペットパノムルン、メイソンが完勝で新王者に、那須川龍心が3連続KO勝ち、リザーブマッチで麻火佑太郎が逆転KO勝ち、門口佳佑が再起戦で涙の勝利、鈴木真彦が初回KOで王座奪回とK-1へのリベンジを宣言

2024/12/21 13:12

▼第14試合 SuperFight! スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R
〇那須川龍心(日本/TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者)
KO 2R 1分50秒 ※三日月蹴り
×ペットマイ・MC.スーパーレックムエタイ(タイ/スーパーレックムエタイ)


 那須川はアマチュア大会で数々の優勝を経て、2022年4月のRISEでプロデビュー。2戦目で6月の『THE MATCH 2022』でK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星を喫したが、フライ級に階級を下げると3連勝。2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」の準決勝で塚本望夢に判定で敗れるも、その後は6連勝。2024年6月には塚本へのリベンジを果たした。また、2023年大晦日の『RIZIN』でMMAに初挑戦し、シン・ジョンミンにパウンドでTKO勝ち。2024年11月、数島大陸を初回KOで破り、RISEスーパーフライ級王座を奪取した。戦績は11勝(4KO)2敗。


 ペットマイはONEフライ級キックボクシング王者&ONEムエタイ世界バンタム級王者スーパーレック・ギャットムー9(タイ)のジム所属で、戦績は65勝18敗3分。


 1R、那須川はジャブ、サウスポーのペットマイ左ミドルを蹴る。ジャブを突いて右ボディストレートを打つ那須川は前へ出て顔のガードを固めさせておいての右ボディを狙い撃ち。ペットマイは左ミドルを蹴るが、那須川のスピードある右ミドルからの右ストレート、右三日月蹴り、左ボディでほぼ一方的な展開。  


 2R、那須川はジャブを突くと右ハイキック。ジャブから右のパンチにつなぐ那須川は右アッパーからの連打を見舞う。コーナーへ詰めた那須川は右三日月蹴りから右ヒザでダウンを奪う。



 那須川はマイクを持つと「前回みたいに綺麗にスパッとはなかなか難しいんですが、KO出来るとこを見せられと思います。ボクシングとMMAとかが盛り上がっているけど、僕が先頭に立ってキックを盛り上げていきます。絶対に盛り合げます」とアピールした。

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