キックボクシング
レポート

【RISE】トーナメント優勝はペットパノムルン、メイソンが完勝で新王者に、那須川龍心が3連続KO勝ち、リザーブマッチで麻火佑太郎が逆転KO勝ち、門口佳佑が再起戦で涙の勝利、鈴木真彦が初回KOで王座奪回とK-1へのリベンジを宣言

2024/12/21 13:12

▼第1試合 フライ級(-52kg)3分3R延長1R
×YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張/同級3位)
判定1-2 ※30-29、29-30×2
〇KOKOZ(TRY HARD GYM/同級4位、初代スック・ワンキーントーン女子スーパーフライ級王者)

 YAYAは初代J-GIRLSスーパーフライ級王者の肩書きを持つムエタイファイターで2021年5月にRISE初参戦を果たすと聖愛と対戦し、3R判定勝利で王者食いを果たした。同年9月にAKARIに敗れ、その後は怪我の治療のために長期戦線離脱を余儀なくされた。1年8カ月ぶりの復帰戦ではMelty輝に敗れ、2024年4月のRWSでも負けを喫したが、7月の瑠華戦で勝利を収めた。戦績は13勝(2KO)6敗2分。


 KOKOZ(ココゼット)こと小原ここは、ムエタイとももいろクローバーZを愛し、スック・ワンキントーン女子ミニフライ級とスーパーフライ級王座を制して二冠王を達成。2022年2月にはRISEで現RISE QUEENバンタム級王者の聖愛から勝利している。2024年6月の『ONE Friday Fights 67』に初出場するとOFGムエタイでサワラートに判定勝利、9月の再出場ではエミリー・チョンと激闘を展開したが判定で敗れた。戦績は11勝(2KO)10敗。


 1R、前に出るKOKOZが左カーフを蹴りながらワンツーを放つ。YAYAも右カーフと右ストレート。YAYAはジャブ、左フックと前手を使っての攻撃を繰り出すが、KOKOZが突進してのパンチ&ローでパワフルに攻める。


 2R、YAYAのジャブ&右ローにKOKOZは左ミドル、前へ出てのワンツー、右ロー。出鼻を挫くようなKOKOZの左ミドルが2発決まる。YAYAがジャブの手数を出してけん制、長いジャブも顔面とボディへ突き刺す。圧をかけて前へ出るKOKOZが左ミドル。組みの展開になると両者とも有効なヒザを蹴れず、膠着して終わる。


 3RはYAYAが勝負をかけて左右の連打で前へ出ようとするが、やはり組みの展開で膠着してブレイク。ジャブを当てるYAYAにKOKOZは左右のミドルで応戦。ワンツーから右ハイを狙うはKOKOZ。打ち合いと組み合いを繰り返す中、試合終了。


 判定は2-1と割れ、KOKOZが接戦を制した。

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