キックボクシング
レポート

【RISE】トーナメント優勝はペットパノムルン、メイソンが完勝で新王者に、那須川龍心が3連続KO勝ち、リザーブマッチで麻火佑太郎が逆転KO勝ち、門口佳佑が再起戦で涙の勝利、鈴木真彦が初回KOで王座奪回とK-1へのリベンジを宣言

2024/12/21 13:12

▼第2試合 -54kg契約 3分3R延長1R
〇松下武蔵(日本/GOD SIDE GYM/バンタム
級8位)
KO 3R 2分42秒 ※右ボディブロー
×ジャンジャン・シー・ラバヤン(フィリピ
ン/Yaw-Yan Pasay)


 塚本望夢の怪我による欠場を受けて松下が代打出場。松下はKNOCK OUTのリングで王者・古木誠也をKOするなど活躍し、RISEのリングへ。2023年12月にはKrush王者・池田幸司と接戦の末、判定負けを喫した。再起戦では伊東龍也に延長戦の末に辛勝。2024年6月、若原聖をKOしたが9月に加藤有吾に惜敗。戦績は10勝(4KO)2敗1分。


 ジャンジャンは初来日で、戦績は16勝(7KO)3敗のサウスポー。2023年MUAYTHAI NATIONAL CHAMPIONSHIPSで金メダルを獲得している。


 1R、サウスポーから左の蹴りを上中下へ放ち、左ストレートを伸ばすジャンジャン。松下は蹴りを交わしての左フック。ジャンジャンは得意技のスライディングキック=アリキックを放つ。左右のボディで入ってくるジャンジャンに松下は左フックを合わせに行き、右ストレートにつなぐ。その左フックがヒットして棒立ちとなったジャンジャンにパンチをまとめる松下。一度距離を取ってジャンジャンをコーナーへ追いつめると、左ボディからの左フック連打でスタンディングダウンを奪う。再開後もパンチで圧倒する松下だがKOは逃した。


 2R、左の蹴りと左ストレートで応戦するジャンジャンに松下は入る機会をうかがい、左フックから右ストレート。蹴りとボディストレートで先手を取るジャンジャンに松下はやや攻めあぐねている様子。


 3R、右ストレート、左フックから入っていく松下に左を蹴るジャンジャン。パンチを放ってきたジャンジャンに松下は飛び後ろ蹴りを合わせるが当たりは浅かった。ならばとボディへヒザ、さらに右の三日月。ボディ攻撃をまとめると右の三日月でダウンを奪う。最後は右の三日月を出しながら飛び込むような右ボディをヒットさせ、松下が粘ったジャンジャンを仕留めた。

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