▼第9試合 フライ級ムエタイ 3分3R
×パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
KO 2R 1分08秒 ※左フック
〇イゴール・ベクレフ(ロシア)
パンパヤックは2012年にラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座、2013年に同ライトフライ級王座を奪取して2階級制覇を達成。2014年にはルンピニースタジアム認定バンタム級王座、2015年に同フェザー級王座を奪取してこちらでも2階級制覇を達成している。2013年から2015年タイスポーツ記者協会の年間最優秀ファイター賞を3年連続受賞(史上唯一)。2019年9月からONEに参戦し、RISEフェザー級王者(当時)工藤政英を破るとこれまで4勝2敗。この2敗はいずれもスーパーレックに付けられたもので、スーパーレックとは4勝3敗1分。また、スアキムに2勝、サムエーに2勝、プラジャンチャイとは1勝1敗というトップの実力者。
ベクレフは2024年11月の『ONE Friday Fights 86』に初参戦、ギンサンレックを右ストレートで1RにTKOしている。
1R、サウスポーのパンパヤックは左ミドルを蹴って左ストレートを伸ばしていく。ペクレフは右ミドル。パンパヤックが左ミドルを蹴った直後に、ベクレフのストレートがヒットしてパンパヤックがダウン。
その後もベクレフはパンパヤックの左ミドルをキャッチしてのパンチなどパンパヤックのミドルを狙っていく。前蹴りでベクレフを大きく吹っ飛ばすパンパヤック。
2Rも左ミドルを蹴るパンパヤック。インローの蹴り合い、パンパヤックが蹴ってくるとベクレフは右フックを合わせようとする。ベクレフの右ミドルにパンパヤックが左ミドルを蹴り返した直後にベクレフが左フック、パンパヤックがダウンを喫し、立ち上がることが出来ずベクレフの番狂わせKO勝ちとなった。ベクレフには35万バーツ(約160万円)のボーナスが贈られた。