2025年4月6日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.2』の前日公開計量&記者会見が、5日(土)都内にて13:30より行われた。
セミファイナルのKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級3分3R延長1Rで対戦する森岡悠樹(北流会君津ジム)は54.95kg、乙津陸(クロスポイント大泉)は54.85kgでそれぞれ計量をパス。
計量時のフェイスオフでは激しく睨み合った後に、乙津が森岡を突き飛ばし、森岡も反撃して乱闘寸前となり、会場は緊迫した雰囲気となった。
怒りの収まらない森岡は「もともと会見でああいうことをやるのを自分は格闘家として好きじゃなかったんですけど、来られたからにはやるし、明日は楽しみになりました。リスペクトを持って試合をしたいと思ったんですけど、クソガキがムカつくので、明日は3Rかけて気持ちをへし折りにいこうと思います」とフルラウンド使って倒すと宣言。
すると、乙津は「相手はグダグダ3Rやるつもりですが、僕は3Rやる気ないんで、2Rぐらいにはリング上で倒してやろうと思っています」と言うと、森岡は「そこはお前、もっとカッコよく1Rでぶっ倒しますと言ってみろよ。何で2Rなんだよ、中途半端なんだよ。来るなら、来いよ、1Rだろ?」と挑発。
乙津が「いいよじゃあ、1Rで」と短期決着宣言に切り替えると、森岡は「俺は3Rで漬けてコイツをボコボコにするので、ぜひ楽しみにしてください」と自分の方針は変えなかった。
また、お互いの印象を聞かれると、森岡は「身長は小さいですし、下から階級を上げてきた分、体は小さいし、心も小さいので明日余裕だなと思います」といえば、乙津は「相手のことは嫌いじゃなかったんですけど、この前の12月のトーナメントで優勝した後、俺は殴り合い強いぜとふるまっていたので、そんな弱っちいアゴをぶら下げて何言ってるんだよって感じ。明日はしっかり俺のフックでぶっ倒してやろうと思います。明日マジで公開処刑してやろうと思います」と宣告。
これに森岡が「向こうはアゴの手術をしたばかりなのに、どっちがアゴが弱いか分からない」と笑うと、乙津は「めっちゃ頑丈だから。ナメんなよ!」と答えた。