▼第6試合 キャッチウェイト(-72.12kg)キックボクシング 3分3R
〇マラット・グレゴリアン(アルメニア)
KO 2R 2分36秒 ※右ボディストレート
×アブデラ・ザヒディ(モロッコ)

グレゴリアンは2015年のK-1 WORLD GP初代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで3試合連続KO勝ち。初代王座に輝くと2019年5月にシッティチャイを破りGLORY世界ライト級王座も獲得。ONEには2020年12月に初参戦。2023年8月にONEフェザー級キックボクシング世界王者チンギス・アラゾフに挑むも判定負けでタイトル獲得ならず。2024年1月のONE日本大会ではシッティチャイと5度目の対戦でKO勝利を奪った。4月にはスーパーボンとONEフェザー級キックボクシング暫定世界タイトルを争ったが、判定で敗れている。戦績は67勝(35KO)14敗1分1無効試合。

Zahidは今回がONE初参戦。ラウェイにも出場したことがある。

1R、ザヒディはコーナーへ詰めてくるグレゴリアンにワンツーとヒザで応戦するが、グレゴリアンは両腕ブロックしながら距離を詰めて左ボディ、左右フック。グレゴリアンがボディを打ってくるとワンツーの連打やヒザ、ローと手数多く返してくるザヒディ。それでもグレゴリアンは距離を詰めてボディを攻める。ザヒディは組みからのヒザで注意を与えられる。

再開後、グレゴリアンが左右フックとボディでコーナーへ詰める。ザヒディはまたも組みでイエローカードが提示された。再開すると再び前へ出て左右でボディを攻めるグレゴリアン。

2R、前へ詰めるグレゴリアンにザヒディが飛びヒザ。圧をかけるグレゴリアンにザヒディは左ミドルとヒザ、ワンツーと手数を多く出す。グレゴリアンは距離を詰めての右ロー。グレゴリアンは右ロー、右ボディストレート、そして左フック。ザヒディの手数が止まり、グレゴリアンの連打からの右フックでザヒディはダウン。

すかさず左右フックと左ボディで攻めるグレゴリアンが左フックからの右ボディストレートを突き刺すと、ザヒディは崩れ落ち、グレゴリアンのKO勝ちとなった。


