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【RIZIN】サトシがグスタボを21秒TKOで3度目王座防衛。井上直樹がスーチョルを初回TKOでバンタム級新王者に、元谷が太田に得意のチョーク! シェイドゥラエフが体重超過のアーチュレッタを腕十字葬、浅倉カンナの引退試合で伊澤が判定勝ち、18歳・秋元が金太郎を初回TKO!

2024/09/29 13:09
【RIZIN】サトシがグスタボを21秒TKOで3度目王座防衛。井上直樹がスーチョルを初回TKOでバンタム級新王者に、元谷が太田に得意のチョーク! シェイドゥラエフが体重超過のアーチュレッタを腕十字葬、浅倉カンナの引退試合で伊澤が判定勝ち、18歳・秋元が金太郎を初回TKO!

(C)Keisuke Takazawa/GONG KAKUTOGI/RIZIN FF

 2024年9月29日(日)『RIZIN.48』がさいたまスーパーアリーナで開催され、11,247人の観衆のなか、全11試合が行われた。

 第8試合のフェザー級(66kg)でラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス・65.35kg)と対戦するフアン・アーチュレッタ(米国)が68.90kgで大晦日の朝倉海戦に続き、2.9kgの体重超過。12月のバンタム級戦から、続く6月のクレベル・コイケ戦でフェザー級に階級を上げていたが、リミットを守れなかった。

 今回の試合前に「1日2試合」をリクエストしていた対戦相手のシェイドゥラエフは、アーチュレッタの体重超過にも「問題ない」と試合実施を希望したという。試合は下記の条件つきでキャッチウェイトで行われる。アーチュレッタは体調不良により公開計量会場に来場せず。本計量は10時から13時の間に行われていた。

◆試合実施の条件

1.フアン・アーチュレッタの勝利は記録されず、次に掲げるとおり裁定される。
(1)ラジャブアリ・シェイドゥラエフが勝った場合、その結果を公式記録とする。
(2)ラジャブアリ・シェイドゥラエフが負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする。
2.フアン・アーチュレッタに減点を課した上で、試合を開始する。本試合は階級超過体重が0.5kg以上につき減点(レッドカード:50%減)とする。

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『RIZIN.48』速報

▼第11試合 メインイベント RIZINライト級(71.0kg)タイトルマッチ 5分3R
〇ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)70.85kg
[1R 0分21秒 TKO] ※左フック→鉄槌

×ルイス・グスタボ(EVOLUCAO THAI)70.75kg
※サトシが3度目の王座防衛に成功

 王者サトシは2021年6月にRIZINライト級GP 2019王者のトフィック・ムサエフと王座決定戦を争い、三角絞めで初代ライト級王座に就いた。

 同年12月31日には矢地祐介に一本勝ちで初防衛、2022年4月にはジョニー・ケースにも一本勝ちで2度目の防衛に成功。2023年7月の『超RIZIN.2』では、AJ・マッキーの欠場を受けて、試合1週間前オファーでパトリッキー・ピットブルと対戦も3RにパウンドでTKO負けした。

 2024年3月の再起戦では中村K太郎からハイキックでダウンを奪い、パンチの連打で初回KO勝ちしている。戦績は16勝3敗。



 挑戦者グスタボはヴァンダレイ・シウバの推薦を受けて、アンドレ・ジダのチームEVOLUCAO THAIでデビューから9連続フィニッシュ勝利。2018年8月にRIZIN初出場で矢地祐介に2R KO勝ち。2019年4月に、朝倉未来に判定負け後、同年10月に上迫博仁に1R TKO勝ち。

 2019年大晦日のライト級トーナメント準決勝でパトリッキー・フレイレに1R 自身初のTKO負けを喫したが、2022年4月に矢地祐介に、9月に大原樹理にいずれもTKO勝ち、2023年4月には武田光司、2024年2月には堀江圭功にも競り勝った。現在4連勝中。戦績は14勝2敗。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に右ミドルを蹴ったサトシ。それをキャッチしたグスタボが前がかりになったところに片足でサトシは右のショート! 片ヒザを着いたグスタボの立ち上がりに、サトシは左フック! 後方に倒れたグスタボにサトシが鉄槌で飛び込み、レフェリーが間に入った。

 試合後、サトシは「ねえ、みんなどう? 今日のサプライズどうですか? 今日1個だけ、絶対に言わないと許せない。今日試合の前いろいろ考えた。2週間前35歳になった。だから今日の試合はたくさん“できるかな”“ここまでかな”といろいろの心の中でちょっと信じない。でも私の信じる心がある。神様、ほんとうにありがとう。私はスペシャルじゃない。でも特別がある。それは神様に信じること」と神に感謝すると、家族に「このあと全員で(誕生日を)祝おう」と呼びかけ、最後に「みんな、このベルトまだ日本あるよ!」と王座防衛を語った。

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