シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人が左フック一閃TKO勝ち、山田虎矢太も右ストレートで鮮やかなTKO勝ち、本戦9試合中8試合がKO・TKO決着に=写真&レポート追加

2024/06/15 20:06

▼第7試合 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位)
TKO 2R 1分08秒 ※左ヒザ蹴り
×ヨークディーゼル・ルーチヤァオメーサイトン(タイ)


 都木は新極真空手出身で2015年の全日本ジュニア大会、2016年の全関東空手道選手権大会・中量級で優勝して頭角を表し、2017年には全日本フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO)中量級でベスト8に入賞した。2021年2月にはDEEP☆KICK-70kg級王者の稲井良弥との無敗王者対決で判定負けを喫し初黒星となったが、9月の『Bigbang』では第7代Krushウェルター級王者・山際和希を3R TKOで下し再起を果たしている。SB初参戦で村田義光に判定勝ちすると、2024年2月にはRYOTAROにも判定勝ちと2連勝。戦績は8勝(4KO)2敗。


 ヨークディーゼルはタイのビッグマッチ『MAX MUAYTHAI』から分離した団体『LWC Super Champ (Lumpinee World Championship Super Champ)』を主戦場にし、国際色の強いイベントだけに海外勢との試合経験が豊富な選手だという。オーソドックススタイルで185㎝の長身から繰り出される右ミドル、一度掴んだら放さない首相撲からのヒザ蹴りを得意としており、海人の首を狙いにSB初参戦を果たす。


 1R、組んで首相撲に来たヨークディーゼルの腕をつかんで巻き込み投げを見せる都木。続いてワンツーから組みついて来たヨークディーゼルを今度は首投げで投げてシュートポイントを奪う。サウスポーから左ローを蹴る都木に右ストレートを合わせるヨークディーゼル。蹴りよりもパンチを多く出すヨークディーゼルに、逆に都木は右カーフなど蹴りを放っていく。


 2R、オーソドックスの都木が右カーフ、前蹴り。ヨークディーゼルは首相撲に持ち込んでヒザを蹴るが、都木が逆に左ヒザを突き上げるとダウン。立ち上がることが出来ず、都木のKO勝ちとなった。

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