シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人が左フック一閃TKO勝ち、山田虎矢太も右ストレートで鮮やかなTKO勝ち、本戦9試合中8試合がKO・TKO決着に=写真&レポート追加

2024/06/15 20:06

▼第5試合 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス 70.0kg契約 3分3R延長無制限
〇RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級1位)
TKO 3R 2分04秒 ※3ノックダウン
×岸本篤史(BRAVE/GRACHANライト級1位)


 SB初参戦となる岸本は高校からボクシングを始め、インターハイ3位、国体準優勝の実績を持ち、MMA転向後はGRACHANを主戦場に。GRACHANライト級タイトル挑戦やRIZINにも参戦した実力を持つ。


 その岸本を迎え撃つRYOTAROは前戦の2月大会で都木に判定負けを喫しており、今回が再起戦。GRACHANとの対抗戦で勝利し、現在空位となっているSB日本スーパーウェルター級王座挑戦をアピールしたいところだろう。


 1R、サウスポーの岸本に右ミドルを見舞うRYOTARO。岸本はジャブを突き、左ストレートを顔面とボディへ伸ばしていく。岸本が踏み込んでからの左フックを当て、打ち返してきたRYOTAROの右フックをかわすともう一度の左フックでダウンを奪う。


 立ち上がったRYOTAROに左フックを打つ岸本だが、今度はRYOTAROが右フックを当てる。下がる岸本に右ストレート。右ストレートを連打して下がらせるRYOTAROに岸本は胴タックルからサバ折り。岸本の左ローにも右フックを合わせてグラつかせる。


 2R、左ローを蹴るRYOTAROに右フックを返す岸本。ジャブを突くRYOTAROに岸本は組んでテイクダウン狙い。RYOTAROが右ストレートを当てると岸本はシングルレッグに行く。疲れが見える岸本にRYOTAROが左ボディを見舞い、左フック、前蹴りで前へ出る。岸本は組みつきを多用。シングルレッグも仕掛ける。


 3R、RYOTAROが右ミドルから右ストレートを当てると岸本はシングルレッグにいくが、これはダウンをとられる。またも組みつこうとする岸本にRYOTAROは右ストレート。右ストレートをヒットさせたRYOTAROがワンツーで岸本を転倒させ、右前蹴りから左フックを見舞うと組みつこうとして失敗した岸本にダウンコール。


 かなりの疲労が見える岸本。右のパンチを当てるRYOTAROは組むとヒザ、右インローから右ストレート、左フック、そして右ハイ。ブロックしていた岸本だが、座り込むようにして倒れたため、3ノックダウンでRYOTAROのTKO勝利となった。

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