▼第7試合 GLORYライトヘビー級グランプリ準決勝(1) 3分3R
〇ドネギ・アベナ(スリナム/元GLORY世界ライトヘビー級王者・同級1位)=94.7kg
KO 2R 0分30秒 ※右ローキック
×タリク・カバベ(モロッコ/GLORY世界ライトヘビー級王者)=94.4kg
※アベナが決勝へ進出。
1回戦4試合が終わると、すかさず始まった準決勝。アベナは1回戦でステファン・ラテスクをローキックで圧倒して3RにKO勝ち、現世界王者カバベはパスカル・トゥーレのローキックに苦戦しての判定勝ち。
両者は3月にGLORY世界ライトヘビー級王座統一戦で戦ったばかりで、この時はカバベが判定3-2で暫定王者から正規王者となった。
1R、左足を蹴られないようにサウスポーに構えるカバベだが、アベナは回り込んで右ローで奥足を蹴る。パンチを繰り出して前へ出るカバベに右ローを連発していくアベナにカバベは身体が揺らぐ。手数を出すカバベにアベナは右ローを蹴りつつ、顔面へヒザを突き上げる。さらに右ローから飛びヒザ。カバベはパンチを出すも力がなく、アベナの左フックからの右ローでダウン。立ち上がったところでラウンド終了となった。
2R、アベナはワンツーから右ローを連発、さらに右ハイキックを蹴って左フックからの右ローでダウンを奪う。もんどり打ってダウンするカバベは両足を伸ばしたまま座り込み、そのまま立ち上がることが出来なかった。カバベがKO勝ちでリベンジを果たし、決勝へ進出。
アベナは「足にダメージを負っていたのは知っていた。賢く戦っただけだ」と言葉少なに勝利者インタビューに答え、すぐにリングを降りて行った。
Donegi Abena gets his revenge on The Tank in the #LHWGRANDPRIX semifinals!! pic.twitter.com/6qx6vBFlBl
— GLORY Kickboxing (@GLORY_WS) June 8, 2024