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【GLORY】ライトヘビー級グランプリはアベナが全試合KOで優勝。準決勝でラジャブザデがTKO勝ち、アベナが現王者カバベをKO。1回戦でラジャブザデとマスロボイエフが初回KO勝ち、ラテスクがアベナにKO負け、王者カバベが苦戦の末に勝利

2024/06/09 03:06

▼第8試合 GLORYライトヘビー級グランプリ準決勝(2) 3分3R
×セルゲイ・マスロボイエフ(リトアニア/元同級王者・同級2位)=94.6kg
TKO 2R
〇バフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン/同級5位)=94.5kg
※ラジャブザデが決勝へ進出。


 マスロボイエフは1回戦でボグダン・ストイカに65秒でKO勝ち、ラジャブザデもイブラヒム・エル・ボウニを2分2秒でKOして準決勝へ進出した。


 1R、ラジャブザデはワンツーから飛びヒザ、さらにワンツーから前蹴りとアグレッシブに攻める。マスロボイエフは左ローを蹴るが、ラジャブザデは右ローを2発返す。思い切り左フックを振り、前蹴りを顔面に。マスロボイエフも左右フックから左ボディとパンチのコンビネーションを回転させる。右ローを蹴るラジャブザデは前蹴りで前へ出るが、マスロボイエフは距離を取ってワンツーから左右ボディと的確にパンチを当てていく。ラジャブザデの勢いが目立ったが、的確さではマスロボイエフ。オープンスコアは10-9×5でラジャブザデ。


 2Rが始まってすぐに打ち合いとなったところでラジャブザデが前蹴りを顔面にヒット。しかしラジャブザデの頭がマスロボイエフに当たり、マスロボイエフの下唇が切れて出血する。ドクターチェックでストップがかかったが、マスロボイエフ側が納得せずリング上は大混乱に。


 結果、マスロボイエフが試合続行を拒否したため、ラジャブザデのTKO勝ちとなった。

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