(C)GLORY
GLORY Light Heavyweight Grand Prix
2024年6月8日(土・現地時間)オランダ・ロッテルダム・アホイ
※U-NEXTにてLIVE配信
▼メインイベント(第11試合)GLORYライトヘビー級グランプリ決勝 3分3R
〇ドネギ・アベナ(スリナム/元GLORY世界ライトヘビー級王者・同級1位)=94.7kg
TKO 1R 2分43秒 ※3ノックダウン
×バフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン/同級5位)=94.5kg
※アベナが優勝。
GLORYライトヘビー級グランプリの決勝戦は、アベナとラジャブザデで争われることとなった。アベナは1回戦でラテスクを3RでKO、準決勝ではカバベを2RでKO。ラジャブザデは1回戦でエル・ボウニを1RでKO、準決勝ではマスロボイエフに2RでTKO勝ち。
1R、ラジャブザデは右ミドルから左フックを強振。飛びヒザを放ったラジャブザデだが、着地した瞬間にアベナが左フックを振りぬいてダウンを奪う。立ち上がったラジャブザデに左右フック、左ボディを見舞うアベナ。ロープを背負ったラジャブザデに連打を見舞い、スタンディングダウンを追加する。
アベナは左ボディから左ロー、左ボディからヒザとラッシュをかけるがラジャブザデも打ち返す。しかし、アベナの右フックにラジャブザデは棒立ちに。さらにラッシュを続けるアベナにラジャブザデは防戦一方となり、レフェリーがここでストップ。アベナが全試合KOでグランプリを制した。
「最高の気分だ。トーナメントを勝ち上がれたのは自分の運命。勝因はコーナーの指示に従っただけ。それを何年も続けてきた。スピードと戦略で上回ることが出来た。まずはバケーションをしたいね(笑)。とてもいい気分だ。努力が実って嬉しい」とアベナは優勝インタビューに答えた。
準優勝に終わったラジャブザデは「足のダメージがあった。とても悔しい。治療を長引かせたツケがまわった」と語った。
Donegi Abena is the #LHWGRANDPRIX champion!! pic.twitter.com/soWc7Cv4GZ
— GLORY Kickboxing (@GLORY_WS) June 8, 2024