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レポート

【GLORY】ライトヘビー級グランプリはアベナが全試合KOで優勝。準決勝でラジャブザデがTKO勝ち、アベナが現王者カバベをKO。1回戦でラジャブザデとマスロボイエフが初回KO勝ち、ラテスクがアベナにKO負け、王者カバベが苦戦の末に勝利

2024/06/09 03:06

▼第9試合 ミドル級 3分3R
〇ラミー・デギール(フランス/同級9位)=84.4kg
判定4-1
×ブリース・コンボウ(カメルーン/同級10位)=83.8kg



 6勝(1KO)1敗とキャリアは浅いながらもすでに世界ランキング入りしているデギールと18勝(3KO)4敗のコンボウが対戦。


 1R、デギールはステップを使って左右に動き、テンポよく攻撃を繰り出す。コンボウはどっしりと構えて前へ出ると右ローと右ストレート。手数が出るデギールだが、コンボウは強い右を打つ。デギールはワンツーから右ロー、そして前蹴り。コンボウはその攻撃を受けながらも前進して右ローを蹴り、デギールをロープに詰めると右ストレート。オープンスコアは10-9×5でデギール。


 2Rも前に出るのはコンボウだが、デギール手数を出してジャブ、右ストレート、左ミドル。コンボウは左ボディからの右フック。距離を詰めての右ストレート、右フックを打つコンボウにデギールは首相撲からのヒザ。右を繰り出し続けるコンボウの右ストレートがクリーンヒット。ヒザを蹴るデギールに左フックもクリーンヒットする。逃げるデギールに詰めていくコンボウだが、デギールは首相撲からのヒザでこのピンチをしのいだ。OPスコアは10-9×4がコンボウ、10-9がデギール。


 3R、デギールは左フックを連打してのヒザ蹴り。コンボウは右ローを蹴って右フックを放つ。右ローを蹴るコンボウにデギールも右ローを返して右ストレート。前へ出てひたすら右を放ち続けるコンボウの右フックが時折ヒットする。明確な差はないまま、試合は終了した。手数とヒザ蹴りのデギールか、前へ出て右のヒットを奪ったコンボウか。

 判定は4-1でデギールの勝利となった。

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