▼第1試合 RIZINキックボクシングルール 58.0kg 3分3R
〇寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)57.90kg
[KO 1R 1分54秒]※3ノックダウン
×冨永武聖(SBHキックボクシングジム)57.70kg
寺田は幼少期から様々な格闘技を学び、地元・九州のアマチュア大会でキャリアを積んでABEMAの番組企画『格闘代理戦争』に出演。2020年4月にKrushでプロデビューすると無敗の快進撃を続けていたが、7戦目で初黒星。2023年11月、イタリア遠征でISKA世界スーパーフェザー級オリエンタルルール王座を奪取した。
冨永は空手とボクシングがバックボーン。九州のKPKBとRISE WESTを主戦場とし、2023年12月のRISE WESTではTKO勝ちを飾っている。戦績は4勝(3KO)2敗1分。
1R、ジャブで先手を取るのは寺田。冨永は入り込んで左右フックを打つ。ジャブと右インローで冨永を下がらせる寺田。ジャブで慌てさせての右ストレートでダウンを奪う。冨永も動き回って右ストレートを打ち込むが、寺田はよく見て左ボディに返しの左フックでダウンを追加。
寺田は左ハイ、左ミドル、左インローからバックスピンキックで場内を沸かせると、冨永の攻撃でバランスを崩したように後退したが、冨永が突っ込んできたところに左フックを合わせて3度目のダウンを奪いKO勝ち。
寺田はマイクを持つと「RIZIN、MMAファンの皆さん始めまして、K-1ファイターの寺田です。今日はRIZINに呼んでいただきありがとうございます。また機会があれば呼んでください。格闘技界、僕が盛り上げる一人として突き進むので注目よろしくお願いします」と丁寧にマイクアピールした。