▼OPファイト第1試合 RIZINキックボクシングルール 53.0kg 3分3R
×石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning)52.85kg
[判定0-2] ※29-30×2、29-29
〇片島聡志(Kick Life)52.55kg
石郷は初代KPKB(九州プロキックボクシング)フライ級王者のサウスポー。2021年11月からKrushに参戦し、これまで1勝3敗2分。通算戦績は3勝3敗2分。
片島は2010年9月デビューのベテランで、元WPMF世界スーパーフライ級王者。そのほとんどのキャリアをムエタイルールで積んできたが、今回は3年ぶりのキックボクシングルールに挑む。戦績は28勝(6KO)22敗5分。
1R、石郷は左ロー、ジャブ、前蹴りとアグレッシブに攻めていき左ボディストレート。片島はどっしりと構えて前蹴り、右ミドルを出しながら相手の出方を見る。石郷の強烈な左ローからの左ストレート。片島も中盤から右ミドルを蹴って前へ出て行くが、石郷がスピードや技のつなぎの速さで先手を取って行った。
2R、前に出る片島が前蹴りと右ミドル。両者とも相手のミドルをしっかりスネでブロックしていく。左ボディストレートを打った石郷は、片島の返しの右ストレートをしっかりブロック。片島は左の前蹴りと右の三日月気味の前蹴りを突き刺す。前足を上げて前蹴りのフェイントをかけて前へ行く片島。石郷は左インローで片島のバランスを大きく崩すが、片島の前蹴りに後退を余儀なくされる。片島が前蹴りのフェイントからのワンツーもヒットさせてこのラウンドを制した。
3R、前に来る片島をパンチで迎え撃つ石郷だが、片島がワンキャッチからの左ヒザ蹴りを顔面へ突き上げる。石郷はこれで右目上をカットして大流血。すぐに石郷はパンチで反撃するが、片島は再びワンキャッチからの右飛びヒザ。ドクターチェック後、再開。石郷は左ストレートからの右フックで勝負をかけるが、片島は前蹴りで突き放してのヒザ。片島の右ミドルには石郷が左ストレートを返す。前蹴りからワンツー、そしてヒザをボディにも突き刺す片島。石郷は逆転を狙って左ストレートを繰り出すが、片島は離れて前蹴り、ヒザ蹴りからそのまま組んでしまう。片島が前蹴りから右ストレート、そのまま組んでのヒザ。