▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
×芦田崇宏(BRAVE)65.95kg
[1R 4分29秒 TKO] ※パウンド
〇鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)65.90kg
佐賀出身の芦田は、柔道からレスリング、ボクシングではインターハイと国体に出場。2020年9月に萩原京平に一本勝ちするも、21年10月大会で金原正徳にTKO負け。2022年4月にカイル・アグォンにも判定負けで連敗も、今成正和、中田大貴相手に判定で連勝。2023年5月の前戦で摩嶋一整にヴォンフルーチョークで一本負けを喫した。
シュートボクシング出身の鈴木は、RIZINで奥田啓介を1R TKO勝ちデビュー後、萩原京平に判定負けも、昇侍に1R TKO勝ち。しかし、平本蓮、青井人に判定負けで連敗。2023年6月の前戦では西谷大成を1R 56秒でTKOに下し、再起を遂げている。
1R、ともにサウスポー構え。左ロー、右ミドルを足技から入る鈴木に、圧力かける芦田。右フックに右ローでバランスを崩す鈴木。ダブルレッグをがぶる鈴木に引き込む芦田。
下攻めを選択し、クローズドガードの芦田は足を解くと左でオーバーフック。ハーフから右足を首にかけるも、鈴木は右回り。セコンドのサトシ、クレベルの声を聞きハーフに出る鈴木は、下の芦田の逆側の三角絞めに左拳を入れて防御。かつぎパスで頭を抜いてシングルレッグで再び寝かせて左ヒザ!
効かされた芦田がマットに背中を着くとさらに鉄槌。サッカーキック、踏みつけ、右のパウンド連打でレフェリーを呼び込んだ。
寝技の進化を見せた鈴木は、「ありがとう! 佐賀の皆さん、九州の皆さん、はじめまして怪物くんです。めっちゃ嬉しいし、ここから上位陣潰してノシ上がりたいんですけど、ひとつ心残りあるんでここで言わせてください……YA-MANくん、俺と何でもありでタイマンしようぜ! アンサー待ってます」と、平本蓮に敗れたYA-MANに対戦を呼び掛けた。