2024年7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX』の開催が目前に迫って来た。
今大会最大の話題と言っても過言ではない、2004・2006年K-1 WORLD MAX世界トーナメント優勝者ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)の42歳にしてのトーナメント参戦。日本のK-1には2009年10月以来、15年ぶり登場となる。
K-1の創始者であり、現アドバイザーの石井和義館長は自身のSNSにて「7月7日のK-1 WORLD MAX 2004にブアカーオが初出場したのは20年前である(2004年7月7日)。(準決勝で)小比類巻を破り、決勝では前年優勝者魔裟斗を下し初出場、初優勝の快挙! 20年後の同日、7月7日K-1MAXに出場するとは偶然か必然なのか? 勝って伝説となるか。世界が注目している」と綴った。
初優勝からちょうど20年、しかも同日。会場は国立代々木競技場体育館(20年前は第一、今回は隣の第二)。優勝を再現すればまさに新たな伝説の誕生だ。
今大会はタイの「ワークポイント23」にて、タイ全土に午後1時から午後6時30分まで生中継されることも決まっており、ブアカーオの母国タイでも注目度が高まっている。タイ国民が見ているとなれば、ブアカーオもさらに気合いが入るところだろう。
石井館長も「ブァカーオ陣営は本気で優勝狙って来る。タイ王国でもメチャクチャ盛り上がっている」と、ブアカーオ陣営はタイ国民の期待に応えるつもりだとしている。
20年目の奇跡を、我々は目撃することになるのだろうか。ブアカーオは第7試合にて、現GLORY世界ライト級(-70kg)2位のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)と準々決勝を戦う。