▼第9試合 バンタム級(-61kg)トーナメント準決勝
○井原良太郎
延長戦 判定5-0
×西島恭平
※井原が決勝へ進出。本戦の判定は0-0。
井原は足立区出身の喧嘩自慢で、「喧嘩自慢地区対抗戦」に足立区代表として出場。『BreakingDown 10』にてメカ君にKO勝ちした。「路上に咲く天才喧嘩坊や」の異名を持つ。1回戦ではかずきんぐにKO勝ちした。
西島は空手出身で2017年「全世界青少年空手道選手権大会」男子14~15歳60kg未満で優勝、K-1カレッジでは2020年に3位、2022年では準優勝を収めている。『BreakingDown 8』では山川そうきに判定勝ち、『BreakingDown 9』ではレオに判定勝ち、『BreakingDown 9.5』ではとしぞうにも判定勝ちして連勝中。朝倉未来が「西島恭平くんはBreakingDownに出てちゃおかしいくらいのレベルですよね。スピードといい、一番強いんじゃない? 階級別にしたら。普通にRIZINとかに出ている選手の中でも打撃レベルは相当高いと思うよ」と高評価している。
両者ともBreakingDownで無敗。西島はこのトーナメントで優勝し、RISEでプロデビューしてBreakingDown出身者初のベルトを巻くのが夢だという。
体格で劣る西島は井原が来るところへローや右ストレートを合わせようとし、井原は前蹴りで突き放す。井原が打ち合いに行くと西島は自ら倒れ込むような場面が多く見栄えが悪い。本戦の判定は0-0でドロー。
延長戦。井原の前蹴りに西島はサウスポーになっての横前蹴り。さらに胴廻し回転蹴りを連発するが空振りに終わる。井原は右フックを合わせ、西島が入って来るところに右フック。ケージに追い込んだ西島が接近戦で左右フックを放ったところに井原が左フックを打ち込み、西島はダウン。