▼第28試合 ライト級(-69kg)
○YURA
KO
×西谷大成
YURAはK-1甲子園準優勝、プロで12勝(5KO)無敗のキックボクサー。これまで第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。「一番手っ取り早く有名になるため」の手段としてBreakingDown出場を選んだという。『BreakingDown 8』のオーディションではスパーリングで4秒KO、『BreakingDown 8』ではプロキックボクサーの外枦保尋斗にもKO勝ちした。
『BreakingDown 8.5』では韓国のプロ選手ミスター・ホンデに判定で敗れるも、2023年11月のプロ対抗戦ではTARGET SHIBUYAのアマチュアホープである大威にKO勝ち。12月の『RISE WEST』に出場し、ねぎ魔神とダウン応酬の末に判定勝ちしてRISEミドル級15位にランキング入り。3月17日(日)東京体育館で開催されるRISE年間最大のビッグマッチ『ABEMA presents RISE ELDORADO 2024』でRISE本戦に初出場、RISEスーパーライト級8位KENTA(HAYATO GYM)との対戦が決まっている。
西谷は「朝倉未来1年チャレンジ」の1期生で、MMAで白星と黒星を繰り返すなか、戦場をいったんBreakingDownに移してハイメに快勝すると、2022年9月にDEEPに戻って巽大祐に判定勝ち。2023年5月には高野優樹に判定勝ちして初の連勝をマーク。6月にRIZIN初出場を果たしたが、鈴木博昭に56秒でTKO負けした。
2023年8月の『BreakingDown 9』ではK-1 WORLD MAXで魔裟斗を破り初代世界王者となったアルバート・クラウスとキックルールで対戦し、右フックでダウンを奪って勝利。11月には『FIGHT CLUB』でのOFGキックマッチでYA-MANとRISE王座を争った山口裕人にも初回TKO勝ちと圧勝を収めた。
1R、サウスポーの西谷が左オーバーハンドでヒットを奪い前進、左右フックでYURAをケージにおいつめる。しかし、YURAが西谷の出鼻を挫くような右ストレートでダウンを奪う。逆転を狙う西谷は左オーバーハンドと右フックを打つが、YURAが狙いすました右のカウンターでダウンを追加。鮮やかなKO勝ちとなった。敗れた西谷はすぐにケージを降りて去っていった。
YURAはマイクを持つと「本当はもっとバチバチ打ち合いたかったんですけれど強いってのが分かっていて怖かったので。KOしないと面白くないと思ったのでKOしました。次は3月にRISEがあるので今度はそっちを応援してくれると嬉しいです」とアピールした。