撮影/鈴木雄一郎
BreakingDown 11
2024年2月18日(日)東京・プリズムホール
▼第29試合 バンタム級(-61kg)トーナメント決勝戦
○井原良太郎
KO
×ダンチメン・あつき
※井原がトーナメント優勝、初代王座に。
ダンチメン・あつきは2020年KWF国際大会や2020・2021年JKJO全日本選手権を2連覇している空手家。2023年2月の初出場ではゲンキにKO勝ちも2戦目の3月に冨澤大智に敗れた。その後は7月にMASAMUNEに勝利し、8月にはヨーロッパ対抗戦でジョナス・アドリアンスに快勝。1回戦ではとしぞうに延長戦の末に勝利した。準決勝では山川そうきに判定勝ちしている。
井原は足立区出身の喧嘩自慢で、「喧嘩自慢地区対抗戦」に足立区代表として出場。『BreakingDown 10』にてメカ君にKO勝ちした。「路上に咲く天才喧嘩坊や」の異名を持つ。1回戦ではかずきんぐにKO勝ち、準決勝では西島恭平に延長戦で判定勝ち。
開始直後、あつきが右ミドルを蹴ると井原は左ストレートからの右フック。これであつきがバッタリと倒れ、井原がKOでトーナメント優勝を飾った。井原には朝倉未来から腰にベルトが巻かれた。
「みなさんどうですか、俺が負けると言ってたヤツ、バーカ! 俺が勝つんだよ。冨澤、いいのか? 多分ビビって出てこれないと思うんで」と井原がマイクで叫ぶと、冨澤大智がケージイン。井原が「見たか、この野郎。俺が勝つって言っただろ。準備しとけ、わかったか」と挑発すると、冨澤は「俺とこれでちょっとは勝負論出たんですかね。俺が井原ぶっ飛ばす」と、次戦おうとアピール。