▼第4試合 無差別級
○金田一孝介
判定5-0
×明月院秀政
金田一はMMA戦績11勝2敗2分。修斗を経て2018年7月からパンクラスに参戦すると、2021年12月まで5戦全勝でライト級1位にまで上り詰めた。その最後の試合では後に第15代ウェルター級王者となる林源平から勝利を収めている。現在は約90kgあるという。対する明月院は元力士で最高位は小結。こちらは約165kg。
朝倉未来は「これは当初からBreakingDownのコンセプトになっていた異種格闘技戦みたいな試合が組めたんじゃないかなと。小結ってバケモンなので、バケモンとバケモンの戦いですよね。本当に刃牙の世界観です。これは言うまでもなく楽しみな試合です」と語っている。
開始と同時に前へ出る金田一が左右ストレートでラッシュ、サウスポーになっての左右フック、組んでくる明月院にはヒザ蹴り。ジャブ、右インロー、ワンツー、さらにクリンチアッパーの連打と一方的に攻める金田一。明月院は何とか組み付こうと前へ出るが打撃を浴び続ける。
本戦が終わると金田一は「全然倒れない。強いわ」とセコンドに話しかける。判定は5-0で金田一が勝利。両者は笑顔で互いを称え合った。