【RIZIN】宇佐美正パトリック「言いたいことは勝ってマイクで言う。僕がライト級をかき回すような存在になりたい」

　2023年4月1日（土）丸善インテックアリーナ大阪（大阪市中央体育館）『RIZIN.41』にて、ライト級（71.0kg）5分3Rでキム・ギョンピュ（韓国/Redhorse MMA）と対戦する宇佐美正パトリック（Battle-Box）が3月24日（金）都内にて公開練習を行った。 　場所は屋外で曇り空の下、シャドーを見せた宇佐美。「大晦日の時よりいい調整が出来ています。勝つことはもちろんですが、試合内容でしっかり倒し切るのをテーマにしています」と絶好調の様子。 　ギョンピュの印象については「スタミナもあってガッツのある選手。最後まで諦めないと思うのでしっかり打ちのめせるように頑張ります」と、タフな試合になると予想しているようだが、「プレッシャーはなく早く試合をして盛り上げたい。大阪は地元なので興奮しています」とモチベーションは高い。 　一緒に公開練習を行った萩原京平とは「東京でも練習しているし、大阪でも何回かやったことがある。お互い大阪出身で大阪で一緒にやることになった」（萩原）と何度も練習しているという。 　萩原は宇佐美の強みを「爆発力。若さもそうですがボクシングの実績が素晴らしいのでそれを活かしてMMAにアジャストして凄い選手だなと。大阪で練習した時もパンチが凄い選手だと思った」と評している。 　宇佐美は萩原と因縁がある平本蓮とも練習しているが、「練習場所は各自別々なので、オープンに練習しているだけ。お互いの良さがあるし、気にすることは何もない」と、2人の関係とは別だとした。 　練習状況については「グラップリングしかほぼやってない」と、グラップリング強化に全力を注いでいるとし、「練習してくれている周りのメンバ―も自信を与えてくれるのでそれも自分の自信になって試合に臨めます。極めもしっかり練習していて、しっかり一本も獲れるように練習しています。でも、パンチが当たったらすぐに倒れると思う」と、グラップリングにも自信を付けているが出すまでもないとした。 　宇佐美のポテンシャルは誰もが認めるところだが、自分ではどれくらい発揮できているかと問われると「まだ完成はしていないと思っていて。もっともっと化けられる自信がある。マジでコイツはヤバいと言われるくらい進化できると思っています」と、まだまだ進化できると思っている。 　この試合もクリアし、年内には「トップ戦線の誰かに絡みたいのはある。まず近い試合に集中して、たくさんの人が応援に来てくれるのでいい試合を見せて勝って言いたいことを言いたい」と、上位陣に食い込んでいきたいとする。 「相手はROAD TO UFCで準決勝まで行ってる選手で、僕も出場できる予定で出来ず（計量失敗）。そのROAD TO UFCに出ていた選手とやれるのでめっちゃ楽しみです。トップ戦線に絡みたいので圧倒的に勝ってみんなに認めてもらいたいですね」 　そして最後に「言いたいことは勝ってマイクで言います。僕がライト級をかき回すような存在になりたい。暴れまくりたい。ライト級で自分が王者になることしか考えていません」と、ライト級の台風の目になると誓った。