キックボクシング
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【RISE】志朗が残り23秒でハイキックKO、原口健飛がKOで世界王者、海人がタフファイトを制して新王者に、大﨑一貴と宮﨑小雪がKO勝ち、vs.K-1対抗戦はRISEが3戦全勝で4勝2敗の勝ち越し

2023/03/26 14:03

▼第2試合 -68kg契約 3分3R延長1R
〇KENTA(HAYATO GYM/RISEライト級7位、第4代DEEP☆KICK -63kg王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
×安彦考真(Executive Fight 武士道/初代EXECUTIVE FIGHT~BUSHIDO-75kg級王者)


 KENTAは長身を活かした豪快な攻撃が武器で、2021年9月の山畑雄摩戦から4連勝を記録していたが昨年10月のRISE大田区大会で小川翔に判定負けを喫し連勝がストップ。『DEEP☆KICK』では2022年3月にDEEP☆KICK-63kg王座を獲得し、12月には足利也真登を判定で下し王座を防衛している。


 対する安彦は2017年に全ての仕事を辞して若き頃に断念したJリーガーを目指し「年俸120円のJリーガー」として話題となったが2020年にはJリーガーを引退。その後格闘家に転身し、昨年2月のプロデビュー戦で
は元西武ライオンズの投手・相内誠を初回KOで下すと、6月には“格闘技の聖地”後楽園ホールに登場。『RISE VOA』ファイターのYO UEDAを2R KOでリングに沈めた。10月にはスイスに渡り試合を行うもダウンの応酬の末に引き分けている。


 1R、安彦は右へ回り込み、KENTAは右ロー。安彦は突然右フックで襲い掛かるが、KENTAはガード。再び右フックで前へ出てきた安彦にKENTAは右ストレートをヒット。右へ大きく回り込む安彦にKENTAはカモンゼスチャー。

 2R、安彦はバックハンドブローからそのまま回転しての左ミドル。KENTAは徹底して右ローを蹴る。右ローから右ストレートにつなぐKENTAだが、安彦も左右フックを振り回して応戦。コーナーとロープを背にする安彦は苦しい展開。右ローを蹴られながらも左右フックを振り回す。

 3R、クリンチする安彦は「すべるって」とアピールするが、これは受け入れられない。KENTAは距離を詰めてのワンツー、右ロー。安彦はヒザで抵抗する。右ストレートをもらっても耐えるタフな安彦。ならばとKENTAはワンツーから左ボディ。最後まで攻撃の手をやめないKENTAがパンチの連打を見舞ったところで試合終了。


 安彦は最後まで耐え抜いたが、判定3-0でKENTAの完勝となった。

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