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【RISE】志朗が残り23秒でハイキックKO、原口健飛がKOで世界王者、海人がタフファイトを制して新王者に、大﨑一貴と宮﨑小雪がKO勝ち、vs.K-1対抗戦はRISEが3戦全勝で4勝2敗の勝ち越し

2023/03/26 14:03

▼第1試合 オープンフィンガーマッチ -65kg契約 3分3R
〇山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)
KO 2R 2分32秒 ※バックハンドブロー
×タリソン"Crazy Cyclone"フェレイラ(ブラジル/Champions Factory/SAIKYO GP優勝)

 山口は関西キックボクシング界を代表する激闘派ハードパンチャーで、大阪でプロデビューから8連勝。中央進出後は木村ミノル、東本央貴などに勝利。WPMF世界スーパーライト級暫定王座、WBCムエタイ日本同級王座、INNOVATION同級王座、DEEP☆KICK 63kg級&65kg級王座、WPMF世界スーパーライト級暫定王座など数々のタイトルを獲得している。2021年5月にRISE初のOFG戦に志願し、松本芳道と時間切れ引き分け(判定無し)に終わったが、9月大会では稲石竜弥から2度のダウンを奪って判定勝ち。2022年2月の『RISE FIGHT CLUB』ではメインで東修平から勝利を奪った。8月はタップロンにKO負け。戦績は27勝(17KO)19敗1分。

 フェレイラは2018年にブラジルで行われた『SAIKYO GP』を制覇。2019年3月に『RISE WORLD SERIES 2019』に初来日すると、スアキムから2度のダウンを奪う猛攻でKO勝利目前まで追い詰めるも逆転KO負け。4月の再来日では大雅を2RでTKOに仕留めている。戦績は16勝(7KO)2敗。

 1R、フェレイラは左右に構えをスイッチし、出入りのスピードも速く攻撃を繰り出す。山口は左右ローを蹴っていくが、フェレイラの伸びる右フックをもらう。フェレイラの右フックからの左フックで山口はダウンを喫するも、笑顔で立ち上がる。出入りの速いフェレイラだが、山口は前へ出て詰めると右フックでスリップ気味のダウンを奪い返す。さらに右フックでダウンを追加。フェレイラは左ハイ2発からヒザ蹴り、そして左フックでダウンを奪い返す。首相撲からのヒザ、そして飛びヒザを放つフェレイラ。




 2R、前に出る山口が左右フックとボディも、フェレイラの右フックフルスイングでダウンを奪う。それでも前に出る山口を首相撲からのヒザに捕らえるフェレイラ。左右フックとヒザの猛攻を加えるフェレイラ。そのフェレイラがバックハンドブローを空振りした直後、山口がバックハンドブローを放ち、顔面を直撃。山口がダウン応酬の激闘を制した。


 山口はマイクを持つと「みんなこういうのが見たいんでしょう。1試合目、大成功ちゃいますか。めっちゃ頭痛い。やっぱりパワーは凄いな、外国人は。RISE ELDORADO盛り上げて行きましょう、最高!」と会場に火をつけた。

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