▼第7試合 フライ級(57.0kg)5分3R
〇ジョン・ドッドソン(米国)56.90kg
[1R 1分43秒 TKO] ※左ストレート→パウンド
×所 英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)56.70kg
45歳の所は、2020年大晦日に61kg契約でリオ五輪銀メダリストの太田忍に2R 腕十字で一本勝ち。7月にフライ級に落とし、21歳の神龍誠と対戦。熱闘の末、判定で敗れている。
38歳のドッドソンは、元UFCフライ級コンテンダー。2011年「TUF14」バンタム級で優勝し、2013年と2015年にフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンに2度挑戦も判定負け。2016年にバンタム級に転向し、2022年8月には素手のボクシング「BKFC 28」で1RKO勝ちを収めている。
1R、いきなり蹴りで飛び込んだ所、しかし、それがローブローとなり、いきなり中断。互いに苦笑も再開。オーソの所に、サウスポー構えのドッドソは左を伸ばして組みに。離れた所はドッドソンの蹴りを掴んで引き込むが、付き合わないドッドソン。
飛び込んで左ボディを当てるドッドソン。回転の速い左右で詰めるも所は回る。しかし、再び所をコーナーに詰めて左ボディを当てたドッドソンに、効かされた所は対角のコーナーまで半身で走るが、追って詰めたドッドソンが左ストレート!
ダウンした所にドッドソンはパウンド連打。レフェリーが間に入った。
凄まじいプレッシャーで試合を決めたドッドソンはリング上でバック宙を見せると、「トコロは僕のアイドルなんだ。もう一度拍手を。この大きなスタジアムに来れて嬉しいよ。夢がかなった。チャピオンになるのが待ち切れないよ。応援ありがとう」と語った。