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【RIZIN】サトシもAJに判定負け、クレベル連勝が「7」でストップ、パトリシオ、堀口、アーチュレッタ、ラバダノフが判定勝ちでBellatorが5連勝! 女子GP決勝・伊澤がパク・シウとの接戦制しGP優勝、井上が瀧澤に完勝、平本は梅野からダウン奪うドロー

2022/12/31 13:12

▼第6試合 RIZINスタンディングバウト特別ルール(ボクシングルール)
△平本 蓮(剛毅會)69.70kg
[時間切れ ドロー]
△梅野源治(PHOENIX)
※平本がゴングと同時に左フックで梅野からダウン奪取


 空手の剛毅會所属となった平本は、12歳で全国U-15ジュニアボクシング大会優勝、高校1年生でK-1甲子園優勝、高校3年生でK-1ライト級世界トーナメント準優勝というストライカー。MMAでは2020年の大晦日にRIZINフェザー級でデビューし、萩原京平、鈴木千裕に敗れるも、2022年7月に鈴木博昭、11月6日に弥益ドミネーター聡志にいずれも判定勝ちで2連勝をマークしている。弥益戦前に左足の人差し指を骨折。試合でも傷めたため、次戦は2023年となる予定だったがパンチのみのスタンディングバウトルールでエキシビションを行うことに。



 試合直前に、平本の対戦相手「X」は梅野源治と発表される。

 元ラジャダムナンスタジアム王者の梅野は、RIZIN初参戦となった2021年6月の大阪大会で偶発的なバッティングにより皇治との試合がノーコンテストに。2022年3月のRIZIN.34で再び皇治と対戦すると判定負け。2022年10月のRIZIN.39でトレント・ガーダムとキックルールで対戦し、開始21秒でトレントの足を破壊しTKO勝利、RIZIN初勝利を飾った。蹴り技が武器の梅野にとって、初のボクシングルール。



 梅野のセコンドには久保優太。平本のセコンドにはシバターがつき、コールに平本のかわりに中指を立てる。中央で久保と「今でもいいぞ」と挑発する。ともにボクシングシューズを着用。


 1R、ムエタイとは異なりワイドスタンスで高いガードの梅野は左ジャブ、右が大きい。詰める平本に左ストレートを当てるが、構わず圧力をかける平本はジャブから右の相打ち! 平本の右に右を返す梅野だが左は大きく空振りに。

 2R、詰めて右から左フックを当てる平本。梅野の左フックの空振りが多くなる。ともにジャブの刺し合いからワンツーで前に出る平本。前傾姿勢の梅野の頭が当たる。左ジャブを当てる梅野。

 しかしジャブ、右、左ボディを当てる平本が前に。平本はスイッチして右から左。オーソに戻して梅野の左をかわし、左ストレート、左フックをガード上に当てると、右を振って梅野の左フックの打ち返しを待ってかわしてカウンターの左フックをゴングと同時に当ててダウンを奪う。




 ゴングと同時のダウンで裁定は「時間切れドロー」となった。

 リングサイドには朝倉未来の姿。

 試合後、平本は「皆さん。こんにちは、MMAファイターの平本蓮です。今日は体重も違うし、梅野選手、しょうがないことだと思います。ありがとうございます」と階級差のあるボクシングマッチの結果を振り返った。

 続けて、「社長、来年の1発目の試合を発表したいです」と榊原信行CEOに呼びかけ。 榊原CEOは「平本選手から早いタイミングで試合をしたいと聞いていた。リクエストのあった選手から一番、ゴツい選手を用意しました」とリング上に呼び込んだのは、元フェザー級王者の斎藤裕。

 榊原CEOは「この場で、斎藤裕vs.平本蓮を発表します。2023年春、4月くらいにやります」と宣言。

 リングに上がった斎藤は、「久しぶりです。この24歳の若者に戦いで伝えることがあると思います。認めていますので、全力で臨みます。春の試合まで楽しみにしていてください」と挨拶。

 最後にマイクを渡された平本は、「朝倉未来を見かけたんですけど、バファリンを忘れずに飲んでください。2023年春、楽しみにしてください」とリングサイドの朝倉にメッセージ。朝倉は中指を立てて応じた。

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