▼第1試合 RIZIN MMA特別ルール(62.0kg)3分3R
〇YUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)61.65kg
[判定3-0]
×中澤達也(益荒男・本宮塾)61.95kg
YUSHIはアマチュアキック8戦7勝1敗。最強ホストを決める地下格闘技『宴』の元軽量級王者で、2021年RIZIN大晦日での三浦孝太戦がMMAデビュー戦となった。その試合では1R3分ちょうど、三浦のサッカーキックでTKO負けを喫したが、そのアグレッシブなファイトスタイルと入場シーンで一躍話題に。BRAVE GYMや朝倉未来との練習を積んで臨んだ2戦目では、ZENKIに2RでTKO勝ち。今年9月には同じく宴王者の覇留樹にリアネイキドチョークで勝利した。
中澤は地元・八王子で暴走族の総長を務め、2009年8月からTHE OUTSIDERに参戦。2015・2016年には超人クラブ認定over35age MMA王座決定戦で勝利し、2年連続で王者に輝いた。2018年9月の『巌流島』では全日本武術選手権 in MAIHAMAの一回戦で実戦空手の原翔太と対戦し、グラウンドパンチによるTKO負けでトーナメント敗退。現在は地下格闘技の益荒男と宴の代表として、また俳優業ではこれまでに7本の主役を務めた他、人気シリーズの「日本統一」にはレギュラー出演するなど、多岐にわたって活躍している。
ダンサー2人と入場のYUHIと『日本統一』軍団で入場の中澤。「3分3R」の特別ルール。
1R、ともにオーソドックス構え。右の後ろ蹴りはYUSHI。YUSHIのローに合わせて右ハイで先にダウンを奪う中澤! 立つYUSHIは四つに組んで右で差してテイクダウン。亀からの立ち際にバックを奪い、両足をかけて背後からパウンド。ヒジ。中澤は亀のまま凌ぐ。
2R、右から左を振ってそのまま組んでテイクダウンを奪うYUSHI。あっさり下になる中澤は下からラバーガード狙い。しかし、左で差して片足パスでハーフ、マウントに移行すると、中澤は1R同様に亀に。右手を巻き込む中澤は一瞬立つが、すぐに組むyUSHIがテイクダウンし、ゴング。
3R、右を振る中澤に、距離を取るYUSHI。詰めた中澤に左で差すYUSHIは四つから小外がけテイクダウン。「喧嘩師だろう?」と煽るYUSHI。背中を着く中澤。マウントを宇あばう中澤がパウンド、ヒジ。脇を開けさせたYUSHIは残り10秒を切ったところで腕十字へ。中澤が凌ぎ、ゴング。
判定は3-0でYUSHIが勝利。フィニッシュには至らなかったYUSHIは、両手を合わせてごめんなさい、のポーズを見せた。
YUSHI takes home the decision win!
— RIZIN FF English (@rizin_English) December 31, 2022
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